オールナイトニッポンゼロ 新規2パーソナリティ感想(ランパンプス・SUPER BEAVER渋谷龍太)
【ランパンプス】(☆5段階評価)
トーク力★★★
話題性★
ユニークさ★★★
コーナー力★★
聞きやすさ★★★
異例の大抜擢となったランパンプス。
東京NSC16期で芸歴7年目。同期はコロコロチキチキペッパーズ、カミナリなど。
693組から選ばれた1組である。
ディレクターはサウンドマン所属の舟崎彩乃。井上苑子のDだったそう。ほかに三四郎やオードリーのADを担当。くそ忙しそうだな。
作家はトゥルーマン翔。ADはニューヨークANNのディレクターだったノリタカさん。
翔君が作家見習いから昇格し、ノリタカさんが降格するという、ノリタカハウスさながらの展開となっているw
オープニングトークはお定まりの自己紹介からランパンプスの歴史へ。
序盤は、小林は緊張してるし、屋台骨の策士寺内もかみまくるしでやっぱ頼りねえなという印象だった。
しかし、小林アイドル期~ジャンクションの流れは非常にユニーク。ここでユニーク点を稼ぎまくっている。小林の毒舌も寺内の真面目さも出ていないが、オーディション見て発注したんと違う!と編成はなっていないだろうか??
ここでも噛みまくっていたのは事実だが、「ああ、こういう面白がり方を提供してくれるんだなこの人たちは」と非常に安心した。
その後のフリートークも安定。
菅田正輝にはまりに行ったら吉野家にはまってしまった話や、火花のエキストラのおばさんにさんざん先輩風吹かされ、結局その人は出代1カットだった話など、華やかでも奇抜でもない話だが妙に記憶に残るということでよい語り口だったのだろう。
どちらも寺内の話だが。
とはいえ、小林がダメだったわけではなく、「俺も一回シーンとなってから会場が沸くツッコミしたいよ!」など、気持ちの乗ったフレーズには「おっ」と思わされた。
コーナーは「5月8日」のみ。
コンビを結成した日「5月8日」をとっても大切にしているランパンプス。
アナタが大切にしている「日付」と「その日の思い出」を箇条書きの形式で送ってください。
あなたの記念日と思い出に、2人が優しく寄り添います。
<たとえば、、、>
ボケ4、つっこみ4の合コン
芽生えたほのかな恋心
高鳴る胸の鼓動…
とのことだが、正直これは説明を聞いてもよくわからない。
このコンビ結成エピソードもおもんないし、自由演技系のコーナーなのでネタも考えにくそう。
はじめはもっと無難に大喜利系のコーナーにするほうが無難では??
「ジャンクションの次の曲名」とか。
まあ、よくわからないコーナーほど跳ねたらでかいからな。
跳ねなければ1年で終わるのだ。
ランパンプスの飛翔を期待したい。
【SUPER BEAVER渋谷龍太】(☆5段階評価)
トーク力★★★
話題性★★
ユニークさ★★
コーナー力★★★★
聞きやすさ★★★★
邦ロックバンドSUPER BEAVERのボーカル、新宿生まれ新宿育ちの渋谷がこれまた大抜擢を受けてニューヨーク亡き跡地に滑り込んだ。
ゴッドタンのエンディングテーマでバンプのHAPPYに疾走感を足したような曲を流してる人というイメージで「えーなんで抜擢されてん」と思っていたが、経歴をうかがうと確かに非常に面白い。
2005年にバンドを結成、2009年にメジャーデビューし、NARUTOのオープニングテーマなどチャンスもらうものの、セールスが振るわずに、2011にインディーズへ帰る。そこから自主レーベルを立ち上げて返り咲いた。
新宿育ちということで金持ちっぽいのが鼻につくが、挫折を経験しても屈しない姿は音楽への真摯さを感じさせて非常に好感が持てる。
見た目は路地裏で女子高生に薬売って処女奪う池袋のヤンキーみたいだが、声もバンドだけあって聴きやすい。
岡村隆史やニューヨークにいじらせる土俵があるってことやからな。
ランパンプスにすらいじられてたからな。
閑話休題。
何がよかったってコーナーがすべて面白くなりそうだ。
◆シブカリ
人気アプリ「メルカリ」ならぬ「シブカリ」
渋谷龍太が思わず借りたくなる、アラサー世代が懐かしいアイテムの情報を募集。もし実物を持っているという方からの情報もお待ちしています。実際に借りたいと思ったものがあれば、連絡して実際に借りちゃいます。紹介したあとは、きちんとお返しします!◆HANNER SONIC
ロックフェス「SUMMER SONIC」をリスペクト!リスナーのアナタからオリジナルの鼻歌をボイスメモなどの音声ファイルで
送ってもらうコーナーです。送る際は、鼻歌のタイトル と 現在のお題である「LOVIN YOU(ラヴィンニュー)」を、鼻歌のどこかに「セリフ」として入れて送ってください。
◆夜明けのぶーやんダイヤル
友達から「ぶーやん」と呼ばれている、渋谷龍太に答えて欲しい相談 や 悩みを 留守番電話に残してください。そのメッセージに、渋谷龍太が「言葉」と「音楽」で答えていきます。
ご覧のとおり、どれもハガキではなく、文字や音声を送るタイプである。
これはスタッフめんどくさい。
だからこそ、やる気がみなぎっていると感じられる。
星野源「恋」を踊りだすようなお調子ものスタッフということで、
パイセンTVのマイアミケータ氏のようなチャラくて仕事に熱い人間を想像しているが、ディレクターは誰なのだろう?
そして、作家は誰なのだろう?
オープニング曲をいきなり募集するという構成もよかったね。
やっぱりラジオは初めにリスナーと活発なやり取りがあるかどうか、
リスナーの兄貴もしくは玩具となれるかどうかが重要なのだ。
結果ブルーハーツ「英雄に憧れて」に決まったということで、しっくり収まったと思う。
まあ、盛り上げるための八百長で、自分のやりたい曲を選んだ可能性も否定できないが。
まあそうだとしてもそこも含めて盛り上がる良い第一回だった。
このままタイトルコールせずに1年目を迎えてほしい。
そしたら前代未聞ラジオとして伝説になれるよ。
まとめ
ま、結果としてはそれほど悪くない2組である。
第一回なんてラジオ大体そこそこおもろいのでまだわからないが。
スペシャルウィークの立ち振る舞いで1年バイバイかどうかが決まるだろう。
呼べるゲストは呼べるだけ読んでくれよな……!