キャッチ・ザ・シット
昨日、キャッチャー・イン・ザ・ライのことを考えていた。
20世紀最大の青年小説。あまりに、あまりに有名な。
おおむね「あーこういう気持ちの時あった気がする。いまは世間ずれしちゃって共感できないけどね」みたいな反応が多い。
なんだか悲しくなった。
俺は、2年ほど前に一度読んだきりだが、いまだに共感できる気がするし、レビューでたまに私は気の狂いそうな彼の気持ちがわかるといった趣旨のものがあると少し目頭が熱くなった。
しかし今日、冒頭の記事が大きくバズっているのを見て、気力を取り戻したよ。
高校生時に大人や社会の汚さに耐えきれなくなって中退し、その後は野糞に生き、妻さえもそのために失ったおじさん。
彼を支持したい気持ち、それはホールデンを親友のようにいとおしく思う気持ちと同じだよ。
久しぶりに、胸と腸がスッとするニュースを見た。
しかし、俺はやや排尿恐怖症のけがあるので、外で排泄は向いていない気がする。
おまけに痔まで発病している。
ちょっと前に怪しいビジネスに勧誘するそれこそ糞みたいなコメントがこのブログに寄せられていたが、次は痔に100%効く軟膏はどうでっしゃろ的コメントが寄せられるのではないか。
黙れ。俺にはプリザSがついている(ほんまに宣伝みたいになった)。