裸で独りぼっち

愉快な毎日の記録

来るべきときに向けて脳を垂れ流す手習

本を読みすぎると紋切り型の表現しかできなくなる。

だから今日の空模様は雲龍が泣いているようだし、

テレビの真っ黒な画面に映る俺は俺をにらんでいるようだし、

福引で当たった幸福の木は飼育主のズボラによりしおれることを予期して

諦めと倦怠を全身で表現しているようだ。

 

どれも、これも、大袈裟だ。

 

そういえば俺は大袈裟という言葉を頭に思い浮かべるときどうしても((だいきれつ))って読み仮名で思い出してしまうんだな。

そういうこと、君らにはないんだな?

 

……ってこれじゃ、ホールデンコーフィールドじゃなくて山下清だ。

 

こう考えるのは山下清に失礼かもしれないし、なんなら知的障碍者に対するポリティカリー・コレクトネス的にもアウトかもしれないけど。

 

政治は嫌いだ。

 

文章を垂れ流す楽しみは小便を垂れ流す喜びに酷似している。

 

文章を垂れ流す欲望は小便を垂れ流す欲望に酷似している。

 

だから、射精した直後はちょっとむずがゆくて、つんとするような感覚を催させるんだぜ。