お笑いジャイアントキリング~しばり漫才王決定戦~
準キー局の一発番組。イベントかスタジオでやってるのか微妙なところ。
司会が陣内と秋山ゆずき(『カメラを止めるな』の女優)。
ルール:オチを「誰が魔法使いやねん」でしばる。
ネタ作りの模様を見せてくれるのが興味深い。
とろサーモン「寿司屋になりたい」(久保田が作るスタイル)4位
キーワードすらオチを久保田が言う変化球展開。
「人」でやる漫才だった。
「やっぱり独りよがりでやる漫才やってんねんな」というのんちゃん(審査員)の評論が的確。さすが。
アキナ「きょうこを振る練習」(合議制スタイル)2位
お笑い好きが好きそうなBL営業っていうてまうんや。放送作家よ。
秋山の女役なんかかわいいな。声かな。
秋山ゆずきはバラエティ慣れしてないからちゃんと笑えてなかった。可哀そう。
エッチ坊主クソが
メタ的な魔法使いやねん。
ボケが全部お客さんに言わされてたという設定。これはよかった。
でも、良すぎてめっちゃかぶりそうやけどな。制作陣この事態想定してたんかな。
ゆにばーす「パチンコ」(川瀬名人が作るスタイル・1杯1,000円の喫茶店で自分を追い込む)6位
はらちゃん「これはヒかれると思う」
→パチンコ屋の駐車場で子ども殺しそうな顔しやがってのとこ?
「イエーイ」リーチのくだりは前テレビで見たような気がするけどなあ。
ありネタっぽい部分以外は動きネタもあり、新ネタならではの良さがあった。
マルセイユ「イタリア人の観光案内」1位
フースーヤ「老若男女にわかりやすい漫才」
噛んだ。大阪観光に来た人に漫才劇場で受けそうな漫才。
大阪ローカルネタが多い。このまま寄席で食ってくのか。
全国に打って出る勝算はあるのか。
普通に正統派にオチまでもっていくタイプ。
そんなに面白くなかったけど舞台度胸ある。
たくろう「ペットを飼いたい」3位
今宮戎大賞とったのか。
「ワンちゃん→ワンタン」とか、「深呼吸→新呼吸」とかダジャレボケが多いのに、その後の処理で恥ずかしくないものに仕上がっている。
良いネタだった。まだ出た手だから全然発想枯れてないのがわかる。
M-1もくるかもわからんね。
のんちゃん「ボケの赤木君は数年後に漫画家小説でブレイクしそう」
陣内「カラテカ矢部とカナリヤボンかと思たもん」
これは案外笑いごとでなく、これだけ異端の漫才師でも被っちゃうほど、見た目的にもキャラクターが枯渇してるということだ。
笑い飯「童話をつくった」(本社で2人でネタ作り)5位
「魔法使い」の話題をだすために童話の話題だすのはロジック型の作り方である。
倍から踏んどるやないか
こういうフレーズが出せるのがやっぱりナイツ塙いうところの関西弁の強みである。
倍から踏んでるじゃねえか!
とはいえないのだ。
綺麗につくっていた。さすが王者の貫禄である。