20200508_散髪
散髪と記事一本に費やされた一日だった。
ずーっと散髪をしていなかった。そのことにコロナ禍は少なく影響している。
基本的に身だしなみに興味がないので散髪にもなるべく行きたくないのだ。
美容業界に金を落としなくないという穢れた欲望が俺の日常を支えている。
しかし、ずっと切らずにいるとうしろ髪が伸びて気持ち悪いし、見た目も宅八郎みたいになってくる。
そんな状態で家で日がな一日パソコンに向かっているとそれはもうほとんど宅八郎なのでせめて島田洋八になろうと、髪の毛をカットすべく2kmほど家から歩く激安散髪屋に足を運んだのだ。
その価格、690円である。
安さの秘密はタイムセールにある。平日12:00-14:00の閑散時間のみその価格に設定されてあるのだ。
店先で1時間ほど待つことにする。
家を出るまでに記事を書き始めていた。慣れない業界の話なのでどこまで自分が前提条件を読者層と一にできているのか、まるでトンチンカンなことを言っていないのかの判断がつかない。
ここは価格のわりに腕もよいと思う。格安バーバーの走りといえばQBHOUSEだが、それでも1200円取られるし、カットの腕は画一的だ。盛岡駅併設の店舗では星野仙一の写真がなぜか飾られているのも気になる。
がっとみじかくしてもらい、家に帰る。
そこからまた記事に向かう。成功を知らないで記事を書く以上、できることをしらみつぶしに失敗・嘘を省くことしかいない。
しかしその結果保守的なつまらない記事ができてしまっては意味がない、というのがこの一年で俺が学んだことだ。
バランスを意識しつつ、何とか形が整ったところで嫁はんが帰宅する。
いっしょにうどんを食べる。
お休み。
PyhtonとAfterEffectsの修業はできなかった。