裸で独りぼっち

マジの日記

20200628_そばばあと夏タイヤ

昨日はといえば、タイヤをスタッドレスから夏タイヤに履き替えた。

スタッドレスタイヤはもうだめだ、と感じていた。

去年の年末に山道を走っている際、スリップして危うく死にかけたのだ。

あんな怖い思いをさせられたらもうお前に雪道を任せることはできない…お別れだ……。

そう思っていた。

 

13:00に予約をして、オートバックスへ車で向かう。

途中で蕎麦屋さんへ。

大根おろしの絞り汁にそばをつける粋なおそばだ。

さらにニシンや豆もついてくる。

「うまい黒豆だねえ」と舌鼓を打っていると、隣のご老人お2人(女性)が声をかけてきた。「それは黒豆じゃないよ」と。

「あら、そうなんですか。何豆なんですかねえ??」

「なんだっけ??」と素敵な世代を隔てた交歓を楽しみ、またそばをすする。

 

しかし、そのご老人が席を後にするとき事件は起こった!

「ちょっと、おじょうさん。あんまりしゃべらない方がいいよ。ほら、コロナで飛沫とかあるからね」と捨てゼリフを残して去っていったのだ。

「はあ、すいません」とやや(俺にだけわかるくらい)感情薄く謝罪する嫁と嫁にだけ見えるように片方の眉を上げる俺。

そんなこと気にするなら、外食すんな!!

となりなんだりいいつつ、オートバックスへ向かう。

 

冬タイヤを交換したいというと、エンジニアの人が来てくれる。

タイヤを見てもらうと「これ、冬タイヤは結構溝あるし、あと1シーズンはいけますね」とのこと。代わりに「あ~夏タイヤは変えた方がいいですね。ひび割れとかも来てますんで」とのこと。

以前バッテリー交換でボられてから車屋のことは信用していないのだが、冬タイヤを買わそうとしないことからも良いエンジニアだと信用することにする。

 

夏タイヤに履き替えて、家に帰る。

嫁はんはアパシーとなり、無気力な態度を示す。

俺のキーボードの打鍵の音が気に食わないという。

そうならば、といえを出る。心配に後ろ髪をひかれながら。

帰ってくると嫁はんは存外元気そうであった。嫁はんだって、自分の知らない顔がたくさんあるはずだ。人のことを分かった気になるのは傲慢であるからして、言語という通信手段を使って面倒ながら意見をすり合わせていくしかない。

 

そのあと、家を出て、2人でラーメンを食べた。

うまいよ。