20200830_あかんやつら
春日太一の「あかんやつら」を読んだ。
時代劇を全然見てこない人生だったし、仁義なき戦いも見ていない。どんな大企業面していてもでかくなるには大波を何度も超えているんだなあ。まあ、ここから入門してもいいだろう。 とにかく無茶をしてきた「あかんやつら」の映画という切り口、入り口で。 こんな職場では現実的には働きたくねえ! とおもうが、だからこそそんな職場で撮られた映画が見てえ。
フックという言葉がある。
ひっかける部分という意味だ。
フックというのは漁価を得るためにしかけるためのもの、といったイメージが大きいが、逆にこちらから侵入するための手がかりとしてのフックもある。
俺は基本的にフックがなければ入っていかない。
最初の壁で結構すぐに勇気がくじけてしまうからだ。
手を使ってごつごつとした岩肌を登っていくやつらを下から仰ぎ見るだけである。
しかし、フックとザイルで体が固定されているなら話は別である。
話は別なんよ。
というわけで、とりあえず「仁義なき~」から入門したいがどうか。
昨夜はリモートでピンネタをやった。
楽しかった。即興でふざけて、面白くないことをやるのは楽しい。
それこそ遊びである。
俺は遊びが下手だった。
仕事も下手だった。
どちらも楽しみ方を知らなきゃな。
野中英二の課長バカ一代のめちゃくちゃ面白い回で、もっとお前は遊ばなきゃいかん、といわれた課長の後輩前田がアフターファイブに野球に連れていかれる話がある。
そういう話。