裸で独りぼっち

マジの日記

20200914_文学とやや親密度が上がった

胃袋からケツネがでてきそうや。

昨日の俺は短編集『女生徒』を読み干した。

完読することを読み干すということにする。

なぜなら「飲み干す」みたいでユーモアがあるからだ。

 

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昔の小説は現在の俺に置き換えて読めないという理由で嫌いだったのだが、最近になって読めるようになった。次は『痴人の愛』を読む。

どうして読めるようになったかというとそれはやはり先入観が取れて成長したからだと思う。

ずっと遠くの人間に自分を重ねることができるにはなにがしかの才能或いはマインドセットが必要なのだ。

心がステーブル出ない人間が文学を必要とするのだろうと思うのだが、俺はそのタイプではなかった。

なんか、遠くの自分とは違った時代の人間のことをうまく想像できなかった。

しかし、今読めば、全然俺が思いそうなことが書かれている。

いや、太宰や谷崎が読みやすく、また心情にスポットを当てているからこそそう感じられるという側面も大きいのだと思うけれど。

でもとにかくそう思ったな。

仕事も進めました。