20200920_漫画家はすごい
自宅のPC椅子とけつの間に根っこでも生えたかのように一日中座っていた。
おかげでいまは肩が凝って仕方がない。
しかし、1本仕事を仕上げることはできたのでよしとする。
以前を家を出なければ仕事が進まなかったのだけれど、現在は家で基本的に進めている。
普通に考えて通信環境が整っていてデスクトップPCを使える自宅に勝る仕事環境などないのだ。
あったのは“自宅ではやれない”という思い込みである。
思い込みが我々を拘束している。
男塾ばかり読んでいる。
戦いに次ぐ戦いに次ぐ戦いとライン作業のように続く同様の展開と各所に挟み込まれるウソ蘊蓄。
この単調さこそ心地よい。
あと、普通に絵がうまい。
坊主ばっかり何人も出てくる漫画なのに何となく描き分けられているのは大したものである。
こんな絵を描く手間を費やすのだから、漫画家とはつくづく面倒くさく努力金物である。
もちろんそのあたりをかっぴーとかONEとかWebでへたくそな絵で物語を綴ってその力のみでなんとかゴールへもっていく例も増えてはいるが……。
夜中はチャンスの時間を見た。
生放送なのに大吾も信もはずさない。脂がのり切っている。
しかし、『いろはに千鳥』とか『シャバダバの空に』の千鳥はそんなに俺にははまらないところを考えると、やはり裏方の力もすごいのだろうなと思う。