サマセット・モームは帰りたいし死にたいし、ハワイにいきたい。
嫁はんが帰るのが遅い毎日。
そして、早起きの毎日。
やはりその分、一人の時間が増えるので仕事は進む。
時間のことは考えたくないと思って生きてきたが、結局俺が見逃している間にクソみたいに流れていくのだ。
昨日ビットコインは700万円のねをつけた。
大事なものは知らぬ間に俺の手をすり抜けていくのかもしれない。
でもそんなのどうでもいいよとも思う。
昨日『月と六ペンス』(サマセット・モーム)を読んだ。
嫁はん文庫(嫁はんの本棚に並べられた本)から取得して呼んだ。
時間と金(交換価値)は現在の人間にとって空気と同じくらい必要なもの。だけど、空気なんか存在しない真空に飛び込んでみたいという思いも人間の動脈・静脈には流れている。
タヒチに行きたい。
嫁はんは再起にょく発作のように「帰りたい!」「早く死にたい!」という。
それはまったくおんなじ意味で、もっというと「タヒチに行きたい」でも同じ意味になると思う。
ハワイでもそうだろう。
ニューヨークはどうかな。
帰りたいし死にたいし、ハワイにいきたい。
『死にたいけどトッポッキは食べたい』みたいだな!
呼んだことないけど多分同じ意味だと思う。
みんな同じ思いを抱えている。
ばーか。