「や」がつくかどうか
なんというか、俺は面倒くさがりやだ。
この「や」がつくかどうかでだいぶ印象が変わるなと思う。
なにを売っているんだよ。
イージーな生活に慣れきっている。
けど、以前より一日にできる成果は増えていると思う。
それが支えか?
嫁はんを支えなければならないと思うが、そのときどきで面倒くさがりやは顔を出す。
嫁はんは午後休をとって病院2件をはしごする。俺は昨日壊れたオーディオインターフェースを修理してもらうために楽器屋へ。
別にそんなん後日でええやんと思うが、俺は自分の仕事に一生懸命なのだ。いや、一生懸命でもないな、エゴの権化なだけ!
といいつつ、そんなに自罰的になるのも気持ち悪いし嘘である。
まあ、楽器屋に行った。楽器屋のおっちゃんh以前俺が修理に持ち込んだ時のことも覚えていた。USB2.0で動作確認したいといわれるが、あいにく俺は所持していなかった。
前は持っていったので今回も必要だということは予想がついたはずだ。
でも、忘れてたんだよな。
もっといえば、電源を突然切ることでショートして不具合が起きやすい代物だということも重々承知していたはず。
こうやって同じ間違いを繰り返してはならない。と、仕事でもないのに仕事みたいな戒め。
家に帰って洗濯物を取り込みアイロンをかける。洗濯乾燥機は楽だが、皺はつきやすい。アイロンをかけねばならない。俺はアイロンがへたで、嫁はんには怒られているのだ。あと、炒め物を焦がす。
──むかしのマンガの新妻じゃないんだから。
そんないいもんじゃねえよ!(カンニング竹山)
嫁はんはストレス解消とばかりにコンビニで山ほど総菜やホットスナックを買ってきた。それを見ながらチャンスの時間をみた。