ホビーのメンテナンス
10月も半分が終わる。
ゲェープ。
原稿をやっぱり一本終わらせてピアノを弾いて、ギターを弾いて、漫画を描いて…。
お金を稼ぐのは人生のアイドリング。
クリープ現象でも前に進めるが、目的地を決めるのはホビー、ホビー。
とはいえ、俺は“趣味”ができるのか? という疑問は常にある。
絵を描いたって、本を読んだって、ギターを弾いたって、歌を歌ったって、ピアノを弾いたって、テレビを見たって、これは趣味ではないという思いが俺にはある。
では、仕事かというと、当然違う。
金を稼げていないのだ。
じゃあ何かというと、ルーティンである。
ただのやってること。
脳が時間になるとビビッとパルスが走って手足と五臓六腑が動くけど、イデア界の俺は何の動きもないんだよなあ。
昼ご飯喰い過ぎ。
ていうか、ほっとくと俺ご飯喰い過ぎ。
消費していないんだからあんまり食べないでいいのだ。
これは働かざる者くうべからず的な話じゃなく、単に体調管理的な意味があるだけ。
もっと俺の肉体をロボットだと思え。
俺の肉体は肉でできているが、肉という名の機械である。
肉体は乗り物である。
乗り物をメンテナンスすることだけに意識を使え。
メンテナンスとは、維持管理のことだ。