巨人の作った箱庭で遊ばされている
12月は比較的忙しさがない。
忙しさが「ない」というポイントで、忙しさは確かにそこにあるものだったんだなと思う。(与えるでも奪うでもなくて??)
要するに、俺は忙しいのが大嫌いだが、そうでない場合に感じるのはやはり喪失感でもあるということだ。
その代わりに届いたのが「FireStickTV」である。
滝沢ガレソがお勧めしていたので、Black Fridayを利用してAmazonで買った。
結果としてはかなり快適(な予感)がしている。
こういう一つのアイテムが生活の質を大きく変えることはある。
忙しさは心を亡くすだとか、断捨離とか、足るを知るとか言っているが、俺は今の消費文明社会がなくなったらつまらなくなってしまうんだろうか。
結局これも他社の快適さと比較しているので「そうでもない」気もするし、でもそうとも言い切れない不安もある。
夜は鍋にするつもりだったのだが、イオンに行ったところでふらふらとワールドビュッフェに吸い込まれてしまった。
嗚呼! 消費社会。
45分コースにしてドリンクバーもつけず、唐揚げやハンバーグや肉みそ焼きそばを貪り食う。
イオンには博多の行商が来ていて、明太子と明太子餃子と大福と、わらびもちを打っていた。
大福以外全部買う。
そして、家でお茶を沸かしてワラビモチを食べながらヒカキンとSIxTonesがコラボしたYouTube動画を見る。
誰かの技術の上に乗っかって快適に暮らしている。
それは、巨人の肩に乗るというより、巨人の作った箱庭で遊ばされているといった方が近い。
俺は踊らされ、遊ばされている。
それをプライドが許さないマインドではもうとうになくなった。