Too thick supper(濃すぎる夕飯)
嫁はんに飯が濃いといわれるタイプの人生を送っている。
みさえいらいの批判のされ方であるが、健康や微細な舌の感覚を守るためなら、味は戦災に、それぞれに波を作った方がいいだろう。
思えば俺は音楽に関しても、調味料全部入れみたいなものが好きで、とにかく転調、セカンダリードミナント、電波ソング的なセリフ部分、テンポチェンジ、などなどつまりにつまっている方が好みだが、嫁はんはそうではない。
ピロウズとか、塩っけのあるミートとピクルス、それとパンズくらいのシンプルなハンバーガーのようなバンドが好きなのだ。
ケチャップも柚子胡椒もマスタードもかけまくりたい俺とは大違いだぜ。
ハンバーガーは昨日のおやつである。
130円。
画面の前の諸兄も、意外と、マクドナルドでシンプルなハンバーガーを食べることは少ないのではないだろうか。
なんだか夕食にはピザが食べたいという気分だったのだが、嫁はんが何時に帰ってくるかもわからず、また昨年に比べて収入も目減りする中でいきなりピザを頼むというのもどうかという感情が先に立ち、結果としてハンバーガーを食べて、ピザ欲を満たそうという考えに至った。
夜ご飯には、白ご飯と、子持ちめかぶと、手羽元ともやしとたまねぎの甘辛炒めともやしの味噌汁を出した。
そしたら、濃いといわれた。
Disgusting.