陰摩羅鬼の春
海苔とワカメが上手く消化できません。
ノリと若さでうまく乗り切っていきたいものです。
…くだらん。
でも、こういうのもさくらももことかナガノみたいなチャームのある漫画絵でかいたら、なんだか癒される感じのポンチ絵になるんじゃないかしら。
と書きつつ、もうすでに「ちょっと違うな?」と思い始めている。
朝寝坊と空腹と疲労感。
嫁はんの三大大敵を以下に追い出すかが勇者(主夫)の役目だというのに、それを軽視して俺は今日もスライムをかるだけ。
いわれなければうちの掃除をしないので、ハウスダストでくしゃみがでる。
しっかりしろ。
陰摩羅鬼という妖怪がいる。
どういう妖怪だったかは今思い出せないのだけれど、「おんもらき」というそのオノマトペ的な名前の愉快さは俺の脳裏にこびりついていて、時折思い出す。
ググってみよう。
陰摩羅鬼、陰魔羅鬼(おんもらき)は、中国や日本の古書にある怪鳥。経典『大蔵経』によれば、新しい死体から生じた気が化けたものとされる[1]。充分な供養を受けていない死体が化けたもので、経文読みを怠っている僧侶のもとに現れるともいう[2]。
俺は宗教を怠っており、社会参加を軽視しており、嫁はんと現実に甘えている。
嫁はんは現実との格闘に疲れ、またその戦いがやってくる夜に向けてコンディションを整える。
俺はそれの邪魔をする。
自転車で遠くに行こうよと言ってみたり、嫁はんの苦手な人込みに桜をみるためという口実で誘い込んだり。
桜を見に行ったその場で、俺が陰摩羅鬼に連れ去られたら、みんなどんな顔するだろう。
なんて行き当たりばったりの考えが浮かぶのは、昨日『ギャグマンガ日和GB 6巻』を読んだからだ。