2018-03-01から1ヶ月間の記事一覧
『百年法』という傑作小説がある。 その作者は『嫌われ松子の憂鬱』でも有名な山田宗樹。 その山田宗樹が『百年法』の次に著した作品がこの『ギフテッド』である。 結論から言うと、小ぶりな二十世紀少年みたいな話だった。 食べ応えがやや足りない代わりに…
※ネタバレがあります これが青春なのか? ドラッグやって、犯罪やって、親に甘やかされて。 そう思ったので30点引いた。 だけれど、70点残った。その原因は2つ。たったの2つなのだ。 www.youtube.com ストーリー ヘロイン中毒のレントンは不況に喘ぐスコット…
Bブロック1組目: 河邑ミク ネタ:「レンタル彼女」 キャッチコピー:大阪ナリキリ娘 …漫画雑誌で言うと、ジャンプが吉本で人力舎がチャンピオン。 だとすると、松竹はサンデーだ。 かつてはジャンプと肩を並べたが、今は地味。。 そんなサンデー感満載のコ…
※ネタバレがあります Amazon primeにて視聴。 当然ながら、上司にムカつくことがあったからだ。 「ちくしょう! こっちの気も知らずにのんきなこと言いやがって!」 俺の指は見る予定だった『パンズ・ラビリンス』を拒否し、ジェイソン・ベイトマンが頭を抱…
Aブロック1組目: ルシファー吉岡 ネタ:「ムスコの性癖」 キャッチコピー:円熟のコント男優 …3年連続決勝進出。コメントはナイツ。なぜか「ナベプロなのに下ネタが許される異色の芸人」というイメージだったが、マセキだったのか。 …泥くせえ。 今回、あま…
『マイナビラフターナイト 20180126』サツキと岡野陽一が面白かった。岡野陽一は「大阪のおばちゃんが明るい理由に裏がある」というネタ。巨匠時代にKOCで披露した『鮨屋』といい、こういう設定が好きだな。この都会的なセンスとキャラがミスマッチで信じら…
2018年3月6日、R-1ぐらんぷり2018が開催され、ほぼ盲目の漫談家「濱田祐太朗」が優勝した。 その結果に対してのネット(主にYahoo! ニュース←)で見たかぎりの顕著な反応は以下の通り。 〇大会全体について →レベルが低い、つまらん:7割 今年はレベルが高か…
※ネタバレがあります TUTAYAのコメディ・コーナーに行くといまだに1~5位の棚に並んでいるのはこの作品だったりする。 でも、もう9年も前の作品なのか……。 I wanna be back to the 2009!! 『ハングオーバー 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』世間(TUTAY…
君は、水の形を知っているかい?光の形は?風の形は?そして、世界の形は?知らないなら、受け入れればいい。因みに君は、愛の形を知っているかい? 『シェイプ・オブ・ウォーター』公式サイトより http://www.foxmovies-jp.com/shapeofwater/ ゴスペラーズ…
※ネタバレがあります キャッチコピー:他人(ヒト)の<破滅>の瞬間に、カメラをもって現れる―― エラくストレートなキャッチコピーです。 上手いこと言ってはいないし、情緒的ではないが、 この映画のすべてを端的に表せている。 「<破滅>の瞬間」という…