マイナビラフターナイト/空気階段の踊り場 20180908
会談じゃなくて階段だった。
KOCの準決勝が終わった。今年は当日まで決勝進出者が発表されないというクソ仕様。
とりあえず業界人のリークにより、ギースは確定したとして…
空気階段、やさしいズ、チョコレートプラネット、さらば青春の光あたりも固いらしい。
きっち、毎回準決勝受けは微妙といわれながら、決勝ではきっちり客受けをかっさらうジャングルポケットも残ってくるだろう。
さて、
ジョウダンアオナナテンパイ「モテたい」
太田プロ所属
コンビ名いかつい。
オタク?風気持ち悪いキャラのボケはありがちだが、突っ込みも同様に気持ち悪いというのが独自の部分か。
まだ発展途上という感じだった。
男性ブランコ「神頼み」
NHKで放送されていた「わらけずり」でそこそこのセンスを見せてくれていた男性ブランコ。
だが、今回のネタは全くセンス系ではなく、ボケ数も少ない珍妙な代物だった。
神頼みの作法はあっているが、内容がおかしいという設定はベタだし、作法の間の繰り返しがもったいない。
何を考えとるんだ全く。
芸人の悪口も最近言い始めたということで(メイプル超合金の漫才で笑う芸人いる?など)やや地下での好感度も下がってきたエルカブキ。
売れる売れないは度外視すると俺はその姿勢を応援しているぞ…!
泉ピン子がエルカブキの前説に参加して一人漫談で爆笑を取ったということで、やっぱりパワハラババアながらピン子はすごいなと思った。
最近研ナオコとか、美人の範疇に収まらないが芸能界を生き抜いてきたタレント再評価の波がおれのなかで来ている。来ているのだ。
ぽんぽこ「プロポーズ」
三木プロ所属
甲高い声のボケが耳障り。
初聴ではそうとしか思えないんだけど、そんじょそこらの芸人がやったらドシラケ空気になりそうなサイコボケが生きている。
キャラのおかげで。
ペコリ-ノ
今回はあんまりだった。
やっぱりもっとペコリーノはエロの要素がないとだめだ。
空気階段の踊り場→KOC発表(予定)回
改変のせいでどちらともわからず。
ただ、「まあ、受かってないでこのテンションだったら上出来なんじゃない?」「優勝するぞー!」という鈴木もぐらのセリフ、「絶対誰かはリークするよ」という水川かたまりのセリフがそこはかとない手ごたえを感じさせている。
しかし、ともみちゃんはマジでモデルだったんだなあ。
『有田ジェネレーション 桐野安生再試合SP』9月5日(水)放送分
あるあるの魔法が切れてきた桐野安生。「エスファイブ」「ハナイチゴ」との再試合の日がやってきたが、果たして生き残ることはできるのか――。
第一試合表:エスファイブ:「アニマルファイブ」負
面白かったけど前の方がやはりインパクトがあった。
桐野安生がいなければ、有ジェネのおもちゃになっていたのはエスファイブだったろう。
しかし、エスファイブも無名事務所(SHUプロモーション)ということで、事務所の意味とかだんだん崩壊してきてるよなーと思う。
第一試合裏:桐野安生:「フルーツあるある 人質編」勝
野菜あるあるの迷走を経て、フルーツあるあるが原点に回帰した。
酢豚の中のパイナップルは孤独→私も人間界のパイナップルです
という、ほんとのあるあるネタなのか、センスネタなのか、自虐ネタなのか、すべてが中途半端などうしようもなさがフルーツあるあるの本領だ。
第二試合表:ハナイチゴ:「男紹介してよ」負
今回弄られたのはパックンマックンとパイレーツ。
パイレーツの不幸な方がAVに出ていた件については触れられず。
そこがTVのラインか。
PPRで関谷の性欲の話もしないし、有ジェネって結構下ネタ排除なところがあるのかもしれない。
第二試合裏:まんぷくフーフー:「悩みがある」勝
マンネリかしそうでせず、うまく延命させているなと思う。
上手くオチをつけたりしないのが、逆に良いのかもしれない。
子どもができたらもっと面白くなりそうなコンビだ。
ヒーリング
嗤える話だが、俺はこの「Close to you」がカーペンターズの曲だと知らなかった。
歌詞も良くわからなかったので勝って位に以下のような光景を思い浮かべていた。
気怠い午後、金はあるが心がなぜか満たされないミドルエイジ直前の女。図書館のような役場のような病院のような博物館のような公共施設で、名も知らぬ画家の絵画を、目を奪われるでもなくただぼにゃり<誤字ではない>と眺めている
まさか、がっつり思慕の情をうたう恋愛の歌だったとはね。
On the day that you were born the angels got together
あなたが生まれた日、天使たちは集まった。
And decided to create a dream come true
そして夢をかなえることに決めたのよ。
So they sprinkled moon dust in your hair of gold
それから彼らはあなたの金色の髪、
And starlight in your eyes of blue
そして青い瞳に星屑をばらまいた
ちょっと思慕の情が崇拝にまで達していて「それは恋ではなく憧れじゃないのか! おいカレン!」と言いたくなる。
この曲と勝手に同ジャンルで好きなのがエリック・サティのジムノペディ、あとリチャード・ロジャースのマイ・フェイバリットシングス。
誰か
気怠い午後、金はあるが心がなぜか満たされないミドルエイジ直前の女。図書館のような役場のような病院のような博物館のような公共施設で、名も知らぬ画家の絵画を、目を奪われるでもなくただぼにゃり<誤字ではない>と眺めている
的な歌詞をつけてくれ。
『カリギュラ #2 人間火の鳥コンテスト』感想
加藤浩次がたたかれている。
地上波でできない笑い…!
そのフレーズはAmazonバラエティ界のキーワード化のように連呼されている。
ドキュメンタルではどんどん画面の肌色比率が高まり、
有吉は坊主を賭けて体当たりの企画に挑む。
千原ジュニアの○○~と特攻フルスインガーではそのキーワードは若干なりを潜めてはいるが、それでも冷凍した大便をぶら下げるとか、特攻というワードの選び方とか、うちは地上波とは違うんやで感をビンビンに出している。
※と思ったらそもそも特攻フルスインガーの説明に「地上波では出来ない実験的企画の数々にフルスイングで挑む!」とあった。
みんな風雲たけし城がやりたくて仕方がない。
あのころのバラエティにあこがれてTV嗅いで下積みを重ねてきた制作人がネットの中でウンウンうなっている。
で、このカリギュラである。
「禁止されるほどやりたくなる」という現象をタイトルとして掲げていることが示す通り、この番組がAmazonバラエティ中でも特に「地上波ではできないことをネットでやる」という意気込みが大きい。
・野生動物を狩る
・素人(芸人の親)にオレオレ詐欺ドッキリを仕掛ける
・タトゥだらけのゴマキの弟を出演させる
・炎上だらけのドッキリを自分に仕掛ける
上記のような項目に連なる企画として今回の「人間火の鳥コンテスト」も含まれるのだろう。
今回の企画の主眼は
どれだけ危険っぽくかつ美しい地上波では撮れない画が撮れるかにあった。
そのため、自転車にまたがったドランクドラゴン鈴木拓が炎上しながら一回転して水に飛び込むシーンがハイライトとなる。
ところが、その演技にはそれほどの点がつかない。
実質危険度メーターかと思われた「不死鳥度」(山下真司、プリンセス天功、登坂淳一が判定する)は、もう少し複雑な要素を含んだ判定だったと我々はそこで理解する。
それが、「ただただ地上波でやれへんことやったらええんや」というヤクザ根性だけでこの番組が作られているわけでないことがわかるストロングポイントだと思った。
俺は、『KAKERUTV』(冒頭の炎上した番組)否定派ではない。
むしろ、せめてネットは無法地帯の幻想を保っていてくれと切に願う人間だ。
ただ、そのことしか狙ってないのはさすがにダサいとも思う。
そのため、番組コンセプトからして一番その陥穽にはまり込む可能性の高いカリギュラが「そうでない!」と反論の声を上げたことに、一抹の安心を覚えたのであった。
『イット・フォローズ』70点 バカの考えた話
永遠にお化けがついてくる系恐怖映画『イット・フォローズ』。
思った7倍バカの考えた話だった。
”それ”は人からうつすことができる
”それ”はゆっくりとあるいてくる
”それ”はうつされたものにしかみえない
”それ”に捕まると必ず死ぬ――。
こんなキャッチコピーをみたら、概念系の敵だと思うやん?
めちゃくちゃ物理攻撃が効く!
そして、ほかの人は見えないけど触れる! つまり平たくいうと遅い透明人間!
セックスをすれば人にうつせるというのも簡単すぎる。
実際作中で実践する描写があるが、そこら辺のヤリチンビッチに移したら感染しまくって自分とこ絶対かえってこおへんやんけ。
来たところでそこまで怖いことしない。
鍵かけたら部屋入ってこれないし。。
そもそも海わたってこれるの? 地球の裏側に言ったら一生追いつけないんじゃないの?
やまほど対処法が思いつく。
それなのに
主人公ジェイらは全然それらの対処法を全然取らない。
ここでキモとなるのはむしろみんなが全然信じてくれないという恐怖ではないかと思うのだが、そこは意外とすんなりクリアできてしまうのだ。
それでも
画面の端に移りこむモブが実はお化けかも…という予感の恐怖、そしてそれが外れた時のスカシや当たった時のギョ!の変幻自在さ。
それは確かにこの映画のユニークな部分だった。
でも、明らかにもっとうまく活用できたよなあ。
メタファー
”それ”は「性病」だとか「死」だとか「生活習慣病」だとかのメタファーじゃないかといわれているらしい。
確かにぼーっとしていたらひたひたと忍び寄ってきて、それなりに対処法はあるんだけど、手をこまねいているうちに終わってしまう人も多いという点ではいずれにも通ずるものがある。
新しさ
にあふれた新鮮な設定とは言われているけど、こういうの、ホラーゲームとかであるよな。
ずーとついてきて気づいたらぶつかられて死んでしまう系の敵。
『大人の体育祭』『黄金列伝ジャルジャルの回』感想
大人の体育祭といういかがわしい名前のイベントに参加した。
その実態は、まったくもって健全なものであった。
もちろん小学校という開催地を耳にした時点でそんな酒池肉林はないだろうとしっかり俺はわかっていたし、これを聴いているみんなもわかっていたと思う。
だけど、そこそこ合コン感覚で着てる若い男女は結構いた。
だが、一つ悟ったことがある。
運動系のイベントに来る女は運動できそうな男が好きなのである。
運動が好きな女はセックスにも憎からずな感情を向けていることは、オリンピックの選手村で避妊具が配られる話を持ち出すまでもなく、これを聴いているみんなもわかっていたと思う。
だから、スケベしたい奴の戦略として運動系のイベントに行くとかジョギングするとかというのは結構正しそうなのだが、そこで選好されるのは高身長高身体能力高自己主張なのである。
だから、そういう場に行く場合は、自分の状態をそのようにもっていかなければならないのだ。
ナンパ塾のブログをエロ小説代わりに読み過ぎて、楽しいイベントの感想を書くはずが、ナンパ塾の講義みたいになってしまった。
✌('ω'✌ )三✌('ω')✌三( ✌'ω')✌
黄金列伝ジャルジャルの回
違法アップロード動画なので紹介するのはちょっとどやねんという感じもするが、見たものはなるべくここに脳のゲロとして排出することにしたので貼る。
最近ジャルジャルタワーをお風呂でちょっと見ている。
再生回数に結構なばらつきがあるのもおもろい。
最近の動画では失敗したやつ(笑っちゃった奴とかマイク落としたやつ)も載ってるのもおもろい。
笑っちゃった奴
マイク落としたやつ
『カリギュラ シーズン2 #1』東野カラスを食う 感想
俺は別にそれほどこの作品の東野狩りに出るシリーズにハマっていない。
これの面白さってお笑いというよりナショナルジオグラフィック的な感じかと思うのだが、俺はひな壇でトークするようなぬるい番組が好きなのだ。
茶の間で飯食いながら感情の波をぬるく波立たせたいだけ。
さて、カラスを食うといえば一昨年終わったニューヨークのANNでカラスを食うのにハマっている女性と番組で共演してものすごく仲良くなり、撮れ高もあったのにお蔵になったという話があった。
つまり、都内でもカラスが食える店があるということ。
田舎のカラスだからうまいとかやっぱりそういう違いはあるのか、生ごみ食ったカラスでもうまいのか。