裸で独りぼっち

マジの日記

カルト宗教の話はなぜこんなに面白いのか(答えなし)

女優の清水富美加が芸能界をやめて幸福の科学に入るという話。

 

レプロがブラック労働環境かどうかの真相は知らないけど(たぶん黒だと思うけど)

幸福の科学が絡んだおかげでぐっと面白くなったニュースだ。

 

俺は親戚にも友人にも幸福の科学信者はおらずレプロの人もバーニングの人もおらず、

「どこの町にも協会があるなあ、金持ってんなあ」と羨み

天理教の道場とどっちが多いのかねえ」と心中比較したくらいしか幸福の科学との思い出がない。

あと簡単に思いつく接点といえば、朝日新聞にちょくちょく大川総裁のイタコ本の広告が載ってたくらい。

……しかし、「公共の新聞にあんな広告載せていいのか」は疑問だった。中学のときに聴いてた伝説のラジオ番組「くりぃむしちゅーのオールナイトニッポン」のスポンサーも一時期創価学会オンリーだったけどあれも「まさにカルトラジオやんけ」と、そこだけ不満というか違和感があった。

 

ともかく、それくらいしか知らないのに宗教がらみで人気女優が引退というのはわくわくである。

桜田淳子統一教会だってわかったとき、そんなにファンじゃないやつらは同じくらいわくわくだったのだろうか。

 

長井秀和のメッセージ

それに対して「間違いない」でおなじみの長井秀和FACEBOOKで送ったメッセージが話題になった。

www.sankei.com

長井秀和創価学会だったとは。創価学会だからってTVにたくさん出られるわけじゃないんだね。

まあ、学会や池田大作を茶化してるからか。

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本人FACEBOOKより引用

これとかスーパー悪口だな。

本物の信者なんだよね?

それと池田大作とか協会のおかしなところを茶化すノリはどうして両立してるんだろうか。

ううむ……不思議だ。

 

エホバ脱出記から学んだこと

最近「あーカルトがらみの話は面白いなあ」と思ったきっかけがもう1つあって、

『カルト脱出記-エホバの証人元信者が語る25年間のすべて』という本なんだけど

面白かったー。

 

現在は東京ガールズコレクションやLAセレブのプロデュースを行うファッションプロデューサーが家族ぐるみで信者だった日々を回顧する話なんだけど、

まあ「宗教の話の面白さは結局人間の面白さ」だね。

 

純粋に聖書に準拠しているといいながら、権力を乱用する上級信者がいたりくだらない信者内のカーストで嫉妬したり、どうしようもない。

そして、そのどうしようもなさはカルト特有のものではなく、「こちら側」と全く変わらないものだ。

あるいはこちら側もカルト?

「などと考えてるとカルトに堕ちて行っちゃうぞ」と自分に言い聞かせねば。

こういうぐるぐる思考の末、上祐とか頭のいい奴らもカルトに入信することになったに違いないのだ。

そのくらいには僕らの立ってる足場は危うい。

「なんだか理屈はよくわからんけどやっといた方が絶対に良い」とされているものに乗っかることは、圧倒的に楽で気持ちいいのだ。