裸で独りぼっち

愉快な毎日の記録

M-1ファンクラブ#1・2メモ

#1・2「笑い飯哲夫の回~M-1五大事件簿~」

#1出演者:哲夫(笑い飯)、石田明NON STYLE)、杉村太蔵、スーパー・ササダンゴ・マシン、渋谷凪咲NMB48

#2出演者:哲夫(笑い飯)、石田明NON STYLE)、スチャダラパーBOSE、スーパー・ササダンゴ・マシン、渋谷凪咲NMB48

・5位:カナリヤ安達やっと劇場の小競り合いから抜け出せる

・4位:ザ・パンチ過去最強のあだ名をつけられる

・3位:テツandトモ相方にネタ合わせではなくダンス合わせを催促

・2位:変ホ長調芸人らしい挨拶をしないということで陰口をたたかれる

・1位:ハリガネロック大上決勝スタジオに入るときややかがむ

 

杉村太蔵が好きなM-1決勝進出コンビは中川家

注目するのは尼神インター。

 

収録場所は吉本本社。

 

#1で取り上げられた素人漫才師

・たまご&ビクトリア(2回戦敗退)

…「返して、北方領土」。夢路こいしの娘

・めいどのみやげ ティーチャ&サッチー(2回戦敗退)

…結構有名な人

 

・こども漫才師枠

 

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#2で取り上げられた予選参加漫才師

「プロレスラーになれそうなガチムチ漫才師」

・かりすま~ず ミッキーボード あゆ(2回戦敗退)

…あゆと永ちゃんのものまね

・メクルメクリン 川嶋おもち(2回戦敗退)

・よしけん&かんとりー 吉田謙一(1回戦敗退)

・ゆかりてるみ ジェット(2回戦敗退)

・コーラソーダ 兵頭天貴 アンディ・コング(当確)(2回戦敗退)

…アンディベンチプレス180kg、兵頭はからまわり

 

BOSEにとってM-1は競技。紳助の思惑通り。

笑飯、麒麟の衝撃。フットボールアワー優勝。ブラックマヨネーズのパワー。得意のキャラ。

注目しているのはさらば青春の光。能のネタが好き。

競技漫才。

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【M-1グランプリ2017】順々決勝動画感想_準決勝進出コンビ(大阪)

 

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この続き。

 

見取り図「デート」

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あたおかでしたーっ!

今はやりの漫才はツッコミ主導だと馬鹿よあなたはの新道 竜巳がごみラジオで言っていた。なるほど確かにそうださすが最もお笑いマニアに近いM-1ファイナリストだと。

このフレーズを聞いて思った。

まあツッコミというかボケの領域に片足と両足のかかとくらいはツッコんでるんだけど、とにかくツッコミがボケの役割も担うほど話を運んでいる。

マキタスポーツが『一億総ツッコミ時代』という新書を出したのはいつのことだっけ。

 とにかくまだ、というか今もツッコミ優勢の時代(とき)は動いていないようです。

まあランジャタイとかボケ時代の到来を思わせる2012以降の超新星もいるとはいえ。

一億総ツッコミ時代 (星海社新書)

一億総ツッコミ時代 (星海社新書)

 

 大自然「鶴の恩返し」

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ただのカレーじゃありません! 日本カレーです。

昔話を題材にした昔話みたいな漫才。たぬきの恩返しのネタとか、大自然はこういう昔話ネタを完全に独自の武器にしてるなあ。

3回戦から1分伸びたことで完全に自分たちのペースでネタができている。

先月給料6万ってホンマかいな。波24とかネタパレとか出てたのに?

セルライトスパ「レンタカー屋さん」

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3回戦と同じ。くすぐりの部分が増えている。というこっちが原型か。

こちらも4分になったことで大須賀のキャラをより丁寧に表現できている。

同じネタで成功した例。

さや香「猿蟹合戦」

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え? これクドカン宮藤官九郎)?

「極端な無知系」別パターン。

個人的にははじめおもんなくて中盤めっちゃ面白くて最後普通だった。

「歌のお兄さん」と同じく「幼児の支店の再発見」がいかんなく発揮される中盤。

あ、果物のカキの種と、おにぎりを!

ぜっったい、イヤー!!

だが、事件は3:13秒に起きる。「ハチ→栗→臼」が復讐の一味になるということを説明する一番面白い場面があんまりハネなかったのだ。特に個人的には臼が生きているという設定は割とスムーズに飲み込んだのが尺の都合を感じて釈然としなかった。

とはいえ、通ったんだから文句は言えまい。

ただ、決勝でたとして 改善点はそこだろう。

ミキ「恋愛相談」

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ここもよく考えたらツッコミ主導の嚆矢だなあ。

あと、もう一つ新道竜巳が言っていたこと、オールド漫才の新解釈(枯れた技術の水平思考?笑)にも当てはまるところがある。

特に恋愛相談みたいな古典的な題材だとそれが如実に出ている。

「あなたは、内気な人間です」

「いつから心理テストが始まっていたんですか?」

 ここだけだったら香川登志緒が台本書いたと言われてもそれほどおかしくない。

若い子に人気芸能人のことよくわかってないっていうのも年配漫才師のやりそうなボケだし。

ポジティブ!

ただ、こういう単語ツッコミは確実にダウンタウン以降のもので、やはりこれは今の漫才師によるオールド漫才の再解釈なのであった。

天竺鼠自由形

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3回戦と同じ。

まあ自由形なので同じも何もないが。

よく考えたらここは完全にボケ主導。

でもこうして同じネタを見ると瀬下の演技力のすごさがわかる。

何度もやるうちに演技の型も出来上がったんだろうが、それすらも感じさせない。

自然。

 

かまいたち「心理テスト」

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3回戦と同じ。

後半にもう1展開加えてきた。

これが完成形か。かまいたち=ごまかしの笑いの方程式にピタリと当てはまる展開だったのでニヤリとした。

エコ木。

アインシュタイン「モテない理由」

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 原点に戻ったかのような顔イジリの連発。

稲田の顔は吉本の宝っていうのは嘘でも誇張でもなんでもないなあ……。

このネタって決勝でやったら、「顔をいじるのは不快」とかってクレームつくだろうか。稲田が自分の武器を自分でイジってるんだからそんなことないと思いたいが、ちょっと悪い予感がする。

はける方向2人とも間違えたのが緊張を表してるなー。

ジャルジャル「変な校内放送」

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ファミレス言ってピンポーンって店員さん呼んだらハンバーグ定食頼んだらパンorライスって聞かれてるやん!

 

「不良の立ち話」じゃなくて「私立男子校のセンスあるやつの立ち話」がジャルジャルの漫才スタイルの型として感じられる特に福徳のしゃべり方を聞いて思う。まあ校内放送っていってますし狙ったもんだとは思うけど。

「正直面白いよりすごいと思っちゃうタイプのネタでは……?」と思うが、どちらかと重い会場でも良くウケている。

生で見るとまた違った迫力があるのだろうか。

霜降り明星「遊園地」

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振付1!!!! 

霜降り明星の実況ネタ。とにかく動きが多い。全部動きボケなんじゃないか。

※実際に数えてみたら遊園地に入ってからは「女の話にしては聴いてられる」の部分以外はそうだった。

この粗品の一言ツッコミもツッコミ主導だなあと思うと同時に、東京ホテイソンの歌舞伎ツッコミはこの亜種だなあと気づいた。

動きボケの弊害か、一個一個は結構大味なんだけど、勢いで審査員も点を入れさせられたんだろう。ほかにここまで動くやつはいなかろうという計算もあったのだろうか。

とろサーモン「旅館」

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久保田の持っている「変な話の下手な気持ち悪い人」というキャラはどこから生まれたのだろうか。ヘルス店長時代の客だろうか。いつも謎の背景を感じさせられる。

ツッコミ主導という観点から考えると、村田はもう少しツッコミにツイストを加えても良いのではないかと思った。ちょっと前ならそれはボケを潰す行為だと非難されただろうが、今は全部盛りこそが正義の時代である、と思う。

最後にはける方向を間違えそうになって正しい方向にすぐ向き直り指さす久保田がなんか悪っぽくて妙にかっこよい。

スーパーマラドーナ「コンパ」

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こいつ薬やってんのかまじでおい!

今回は数年前のスーパーマラドーナを感じさせる田中さんのクレイジーキャラを押し出したネタ。俺は演じ分けネタよりもこの方が好きである。

決勝は3回戦のネタとどっちを先にやるのだろうか。俺はこっちを先にやる方が良いと思う。それが昨年のM-1の自身のネタに対するカウンターになるし、決勝で3回戦のネタをやればそれがそのままこのネタに対するカウンターになるからだ。

でも、ほんとは一昨年のエレベーターを最後に持ってこれたらよりカウンターになって良いはずだが。

からし蓮根「頼れる上司」

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バァイブ!!

 ここその日イチくらいウケてたな。

ツッコミ主導、ボケ主導という話でいうと、ここはその関係が完全にイーブンである。

それが美しい。これはいろいろな歪かつ面白い漫才を見た後だからこそ抱く感慨だろう。こんなに正統派のつくりで、こんなに面白いのはやっぱりおかしいくらいの才能だと思う。

決勝いくやろ。

 

ブレードランナー2049 70点(エラー)

1作目を見ずに『ブレードランナー2049』を見てしまった。

 

 

これはファンに怒られるぞ、と思ってビクビクしながら感想を書いている。

 

――心配せずともあんまり見ている人はいるまい。

 

こころのキートン山田はそういうが、同級生にバカッターで停学になった人とかがいるとどうもね。

 

前提知識が無い状態で見たときのこころの動きはこの通りである(ネタバレあり)。

 

最初の30分

この主人公は良いやつなのか悪いやつなのか? そもそも人間?

なんで壁ボコォ壊してんのにダメージ少ないの?

あ、人造人間だったのね。

あー、なるほど、旧型を新型が駆逐してるわけだ。なんか殺風景なオフィスやなあ。。

…うわ、ええ女出てきた。と思ったらホログラムか。裸にさせたりはしないわけ?

あ、SONY! 片仮名。

未だにこうやってビッグバジェットの映画に出てこれるくらいにはまだ日本は大国扱いされてるんやねえ。これからもそうであれたらいいけどなあ……。

 

次の30分

お、悪の親玉みたいなんでてきた。なるほど、スカイネットとかアンブレラみたいな悪い会社?

おお、人造人間生まれた。レプリカントっていうのね。

うわ! 刺した。 背中ごしに血ぃみえるかな……あんま見えへんな。

そもそもなんで刺したんかな。

あの部下みたいのは人間? やっぱレプリカントか。

簡単に入ってこれるなあ。

 

次の30分

K(ジョー)はなにを探してるんや?

なんであの子どもの強制労働所みたいなとこわかったん?

砂漠ばっかりやなあ。でもすごい売春所みたいなとこもあるし、とりあえず緑はないんやなあ。

 

なんやこの研究所は? 有名? この誕生日のCGはすごいなあどうやって作ったんやろ。

いかにも天才キャラだ。真賀田四季みたい。

 

…お、なるほどね。あのピンクの売春婦が家に来て、切ないやつ。

でもこんなことするよりラブドール的なやつに合体した方が早いのでは?そういう技術はないのかね。なんかポケット入れられてる。スパイ?

 

次の30分

めちゃくちゃK弱いやん! あんなすごい飛行機みたいなやつ、もっとレーザーとかだせよ!

お、助けてくれた。なるほど、どっかに連れて行かすわけか。

あ、犬はいるのね。いい家やなあ。ここに住みたい。

プレスリーとかマリリンモンローとか古くないか? まあこれがサイバーパンクか。

…もっと早く話し合いで解決しなはれよ。

ほら来た。お、K強い! あ、全然弱い。

 

ラスト40分

あれ?なんかつかまってショック受けてる。どういうこと?

(※この時点でKが自分が奇跡の子だと思っていたという事実、心の機微をまだわかっていない)

なるほどこの全員でレジスタンスするわけや、盛り上がるぞ。

あれ、単独行動?

めちゃくちゃ肉弾戦。そもそもどこ行こうとしてたの?

うわ、水攻めで殺すってなんか生々しいな。

 

雪景色はキレイなあ。あ、このおじさんが主役なんか。なるほど。

最後にカワイ子ちゃんとKが幻で遭うとかないのが逆に切ないなあ。

 

上記のように心が動いた。

こうして書くとすごく面白かった気がする。

でも見てた時は眠かった!70点!

エラーと変わらんレベルの採点!

 

 

The Art and Soul of Blade Runner 2049

The Art and Soul of Blade Runner 2049

 

 

Mrs.GreenApple カップリング曲たちの感想『Speaking』~『どこかで日は昇る』 

『Speaking』

 

Speaking(通常盤)

Speaking(通常盤)

 

 

恋と吟

最初のguitarのフレーズめちゃくちゃ聞いたことある。

なんだっけ。

この声が君に届いてればな この声で歌わずにすむのにな(Ah**

 この(Ah**のところが肝だよね。(**はディストーション的な何かを表現している)

普通のボーカルならカットするようなのどをつぶすようにして出る声をあえて出して生かすっていうのは才能だよなあ。

また君を思い歌にするけど 今までのように楽***じゃ***ないな

この楽じゃないなの歌い方とか(***はファズ的な何かを表現している)

こういう変わった歌い方がメタ的に歌詞とリンクする例ってほかにどんなのがあるだろうか?

大人気米津玄師が「しとど晴天大迷惑」(『YANKEE』収録)で似たようなことはやってたけど。

声もでない(×××××)

(×は無言を表している)

えほん

弾き語り時代に作ったんやろなあというアコースティックな曲。

正にB面のグッドソングという様相を呈している。

そういえばよく読んだな この話は

思い出の奥で大切にしておこう

 というオチが綺麗。

 

『サママ・フェスティバル』

 

サママ・フェスティバル!

サママ・フェスティバル!

 

ノニサクウタ

カントリー感のある曲。

『TWELVE』でいえば「庶幾の唄」。

YOUTUBEで歌詞が「ぺらい」と批判されていた。

いつか消えゆくさだめの中 野に咲く花は頑張ってるんだ

 確かに頑張ってるというワードは「負けないこと~」とか「~愛は勝つ」とかを思わせるダサさだ。小林よしのりに批判されてしまう。

でも、結局それらの曲って現代まで残ってるわけで、ポジティブな応援ソングも作っていきますよエンターティナーだからね、というのはよっぽど賢く正しい姿勢ではないかとも思う。

www.youtube.com

いや、こういうの見るとミクチャでフースーヤの真似してる女子高生見たときみたいなうすら寒い嫌悪感が全身に帯びるってのはとてもよくわかるんだけどね。

 

『In the Morning』

 

In the Morning(初回限定盤)(DVD付)

In the Morning(初回限定盤)(DVD付)

 

ツキマシテハ

ペラペラポジティブ歌詞を批判する昔からのファンも納得の哲学/ロック面が強く出た曲。もともと弾き語りの曲だったらしいが、その原型が全く思い浮かばないほどバンドの曲として成立してるな。

あのとき僕からふいに出た言葉で大人たちが困ったのはだからか

 この1文ですごい背景と全能感と共感を引き出すのはすごいなあ。

嫌いな人は正直たくさんいる 切りたくても切れない

それでも人は向き合い続ける 君は甘えすぎている

 弾き語り時代って言ったら16・17なわけでしょ?

それで繊細人怖い人間を甘えすぎていると糾弾するようなメッセージが出せるのは大したもんだなあ。人生何週目だよ。

愛が麻痺って行く

 そして達観していながらこういう若者にしか似合わないし思いつかない言葉の使い方ができるのもまた才能であり、その前のノイズ音のアイディアとかどこの大人が入れ知恵したんだとしか思えないが、いるとしたらその大人も大したもんである。

 

『どこかで日は昇る』 

どこかで日は昇る(通常盤)

どこかで日は昇る(通常盤)

 

 このジャケットを見てもどの層にマーケティングしてるかはよくわからないな。

F-1(20-30代の女性)層?

『笑うまねき猫』っていう清水富美加主演のドラマの主題歌だったらしいが、その映画全く知りもしなかったな。全国ロードショーかい?

www.youtube.com

スカイロブドリーマ

歌詞としては全盛期のオレンジレンジぐらいパーティーピーポーな気配がある。

傷ついた日の夜 涙流しながら

少しでも強くなろうとする それでいいんだ

 「サママ~」のYOUTUBEのコメントにサビのメロディはいいっていうのがあったけど、この曲のこの部分もほんとにグッドメロディだ。

スカイロブドリーマ。直訳すると「空が空想家を奪う」。

でもこれであってるやら?気持ちい文字の並びであることは間違いない。

 

SwitCh

なんかフレッシュなタイアップの曲。

キーボード主体の編曲といい、スカイロブドリーマと同系統。

これは生音のシンバルやスネアと打ち込みを組み合わせてるのだろうか?

リズム楽器の音色が複雑で面白い曲。

シャキッとねシャキッとねシャッキとね 目くるめく毎日だけど

 ああ、メガシャキの曲かあ。

と思ったらNHK総合『4時も! シブ5時』のテーマソングだった。

なんだそりゃ。4時にやるなら『シブ4時』でいいだろ。

 

まったく曲が多彩&本人たちが若すぎて「めちゃくちゃ大人の力働いてるだろおい」といいたくなるような曲群であるが、その内実は何とも言えない。

ともあれ、いい曲の多いバンドだなあと思う。

韓国アイドルみたいな見た目と客層になっても構わんよ。

音楽に芯があれば客はついていくだろうよ。まる。

【M-1グランプリ2017】3回戦動画感想_落選コンビ(大阪・東京)

ここでは落選した中でも特に注目したい人たちについて書く。

 

【大阪】

ラニーノーズ「登校」

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歌ネタのため、肝心な部分はかなりカットされてる。

女子中高生の人気えぐい。

基本音楽で「あーあるあるw」と思わせるだけの構造なので多くの笑いにはつながりにくいし、落ちたのは順当か。

歌ネタは低評価らしいし(じゃあテツandトモが受かった2002はイカれてたな)。

でもダブルギター漫才という発明はもっと評価されてもいいと思う。営業ではきっとすべり知らずやろうしなあ。

まあだからM-1で評価されんでいいのか。つまりテツトモと一緒!

 

ZUMA「スタローンとシュワルツェネッガー

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「かまわん、私は脱北者だ」

 全然知らなかったけど見たら面白かった。

一周回って自分らの好きなことやろうってなったんやろうなあw

 

ザ・キーポイント「脱獄」

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去年のニューヨークみたいなネタやな。いや芸歴上やけど。

キャラの提示がボケの肝なのもそうだし、ツッコミの突き放した感じも屋敷っぽい。

ニューヨークにはこの方向を維持してほしかった。

普通に面白いネタでキャラ通しのかかわりなど構成も練られている。

後は他でなんらか頭角を現せば準決勝には行けそう。

 

 

どんどん追加します。

【M-1グランプリ2017】3回戦動画感想_準決勝進出コンビ(東京)

ハライチ「異星人の連れ去り」

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岩井の猫T。ww

乗りボケ漫才を捨てて岩井のサイコキャラで勝負をかけるようになったハライチ。

一昨年は最下位の辛酸をなめることになった。

hiko1985.hatenablog.com

こちらですごいバズっていることや「お笑い風」という冷笑派お笑いファンのバズワードを生み出したことからも岩井のセンスは完全にばれてきている。

「ちがいます」

今回は澤部が異星人に話しかけられていると思いきや人違いというボケの天丼がひたすら行われる(奇しくも設定は霜降り明星と被ってますね)。ただそれだけなのだが、一回一回ボケの角度や澤部の反応が違うので飽きずにみられるのはすごい。

ただ、俺はやっぱりこれでは優勝は狙えないのではないかと思う。

「私は全人類を支配するためにこの星に来たのだ。そして寄生する人間を探したい。普通の人間ではだめだ。人間を憎んでいる人間、これがちょうどいい。そして私はついに見つけた。幼少期に両親に捨てられ、山奥でオオカミに育てられた人間を憎んでいる人間、そう、12歳の君さ」

「やっぱり俺じゃねーじゃねーか」

 これが落ち前のボケなのだが、わかりにくくないだろうか。まずこの12歳の君というのが、澤部が12歳のころを指しているのか澤部以外の別の人間を指しているのかがわからない。文脈から言って澤部以外の人間なのだろうが、だとしたら今までのボケと角度が全く同じなのでわざわざオチ前に持ってくる意味が分からない。アニメやサブカルに対する理解や背景を想像させる長台詞の設定自体が面白みなのかもしれないが、そこまで飛びぬけた世界観でもないような……。

アイロンヘッド「親戚の子ども」

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「さっきから不透明なお金増えていってるぞ」

 親戚の子供に気前よく小遣いを上げたいと語る毛利。そこから漫才コントに突入するも、事あるごとにお金を渡すクレイジーなおじさんになってしまう。

正直華がない立ち姿だな、と思ったし、M-1チャンピオンになったとて売れる気配がない。←ファン激怒

でもあるあるからクレイジーなキャラクターへ。多彩なボケを見せつつ引用部分のようなセンス系のツッコミも放り込むというのは理想的な形だし、決勝にあがったのもむべなるかな。

まあ俺の判断する華なんて優勝すれば途端に目に見えてくるだろうよ。

ランジャタイ「寿司屋」

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天才ランジャタイ。

想像力がある人ほど面白くなるイリュージョンネタ。

俺はあんまり想像力がないので人ほど楽しめていない自覚があるのだが、とにかくほかにないパワーがある。

寿司屋の大将が狙撃してきて、警察に電話をかけても病院に電話をかけても現れるというのはほとんど"IT"的なホラーなのだが、それを笑えるホラ話に昇華できるのが國崎のすごいところだ。ほとんどピン芸人でも成立する世界観の強さだが、そこに尖った伊藤のうるさくないツッコミが加わることでよりゴージャスになっている。

hadahit0.hatenablog.com

三四郎神対応

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「耳の始まりを抑えるな」

今年の三四郎はいいぞ、と聞いていたが確かにかなりいいな。

一歩も進まないディスコミュニケーション

こうして並べると天竺鼠と同じく設定に頼らないセンス系のボケばかりで、こりゃゆにばーす川瀬名人もあこがれるわという感じである。

確かに小宮がいじられキャラとして認知されてしまったことで「優勝」という称号がどうにも似合わない芸人になっちまったなという感じはあるが、それでオチの胆石持って帰るところで爆笑が起きればありうるぞと思ってしまう。

あと、ラジオ(三四郎オールナイトニッポン)を通してどんどん相田が成長している感じがする。先週の電気屋の話も面白かった。

www.allnightnippon.com

笑撃戦隊「取り調べヒーローインタビュー」

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行くだろうと思っていた。

面白いが畳みかけができない構造上、勢いに欠ける大喜利形式のツッコミ先(せん)漫才を捨て、生み出した新たな形式が、採用するにふさわしい発想の賜物だったからだ。

まあ正直完璧に美しく構成されているとは言えない。

ほとんどコント「犯人にヒーローインタビュー」だよね。野球要素ほぼない。

でもやっぱりそこにもっていく手法は芸人が金出して買うレベルの発明だし、早めに罪を認めるという意外な展開も良かったと思う。

東京ホテイソン「水族館デート」

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「い~や、クリオネの尺!!」(手を広げながら)

ダークホース。

今回の準決勝進出者の中でも圧倒的に無名ではないか。

ツッコミ能やないか。

すしざんまい式に両手を広げるたけるのツッコミがいちいち爆笑を生む。

マナティのボルテージ」「ボラの面構え」といわゆる面白ワードのチョイスがはずれなしなのがでかい。ボケ数は少ないがその一個一個の威力がでかいタイプということで、まさにダークホースにふさわしい。

22歳と23歳という激若のコンビ。今年以降の大注目株だ。

マヂカルラブリー「野田ミュージカル」

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「って客じゃねーかてめー!」

ボケ野田クリスタルがセンス系でありながら動きのあるボケをするのがパンチ力だ。

つかみでめちゃくちゃウケたのがでかい。

「村上です」

「村上殺しです」

 正直なんでそんなにウケたのか解説が欲しい。なにか俺のとらえきれていないニュアンスがあるのか? いや確かに面白いんだが。

奇怪な動きをする人間がすべて客に回収されていき、それさえも客に回収されてい句と思いきや外されて、かと思いきや回収されるという人間の心理の隙をつきまくったネタ。かなりすごい。そもそも動きのおもしろさだけでオモシロクナール3杯はいけるのだ。決勝言ったら全然優勝あると思う。なくてもかなりテレビ露出は増えそう。

ゆにばーす「合コン」

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「誰が最強漫才師じゃ」

 1つ前にネタを披露したアモーンのフレーズを引用したネタ。はらが自分で考えたのか川瀬名人が入れ知恵したのかは杳として知れないが、こういうことを普通にできるあたり、両人のお笑い能力が高いのがわかる。

自衛隊のくだりはちょっと政治・思想に踏み込んでいるので客席の笑いが引いていた。あそこをテレビに出すとしたらもうちょっとマイルドにすべきかなと思う。

これも複数人を演じる系やね。

ここも決勝さえ行けば全然優勝のビジョンが見える。そしたら川瀬名人ホンマに引退するのかね。

Aマッソ「物欲のレナ」

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「村上魂ガバガバやん!!」

正直加納のワードセンスが面白さよりもすごさに偏って評価されている気がして世間は評価しすぎじゃないかなと俺は疑いのまなざしをこの漫才師に向けていた。。

でもこのネタはそれすらも凌駕してきた。面白すごい。

ダブルボケ的なスタイルは捨てたとはいえ、こてこての大阪弁漫才にファンタジーな世界観を持ち込んだということで、笑い飯の「鳥人」を思わせる。これこそまさに新生Aマッソの代表作ではないか。

やばい、決勝で100点ついてまう。

さらば青春の光「はだかかい」

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いや俺はだかかーい

 コント師ならではの演技力で新しい漫才の地平を開拓してきた東(今は)のジャルジャルさらば青春の光」。

いやこれそういう芸術なん!?

 ただ、そのシステム一本で勝負するきらいがあって、一度構造を理解したらあとは飽きるまでの勝負な部分が欠点だなあと昨年までは思っていた。

しかし、引用部分の通り、”芸術”という視点をそれまでのシステムに組み込むことで、新たな地平が開けた。一皮ズル剥けた。

さらばで芸術といえばKOC2015でまさかの最下位となった「芸術家の苦悩」ネタが思い浮かぶが、このネタにはまさにその「芸術家ってなんかいじられへん空気あるよな」という面白の発見が見事に漫才に昇華されている。燃え尽きた火の鳥からまた新たな子が生まれた時のような感動だ。

これはもう、すごい。

囲碁将棋「死ぬ気で頑張る」

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THE MANZAI 2014 で肛門を連呼して茶の間に嫌われた囲碁将棋。

今回は死んだらジャーキーになりたいというネタだった。

こういうギリギリの発想、胸がぞわつくようなキモさの境界線が好きなんだなあ。

俺も好きだからわかるよ。

ただ、今回はギリギリ茶の間にも受け入れられるかなーというラインがちゃんとわきまえられていた。性的なワードでないし、セロいじりなど、ボケも多彩。

正直年齢とか地味さが祟ってあんまり優勝するビジョンは見えないが、自肩はめちゃめちゃ出来上がってるので決勝でもちゃんとウケるだろうなという安心感をここに書き記しておく。

カミナリ「昨日何食った?」

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「米のなかにバカが隠れてたな!」

昨年最も記憶を残し、最も上沼恵美子のせいで割りを食ったカミナリ。

これは結構見たことあるネタだな。

見慣れたせいでダークホース感は薄れた一方、勝ちどつき漫才に対する怖さは完全になくなった。題材が食べ物の話題で「石田がまなぶを心配する」という体もある以上、去年よりはえみちゃんも受け入れてくれるのではないか。

相席スタート「好きな人のタイプ」

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今女芸人がすごい。

と東京ポッド許可局で言っていた。

TBS RADIO 東京ポッド許可局 2013年8月24日 第21回 「女芸人論」 - TBSラジオ 東京ポッド許可局

その意味が山崎ケイを見るとわかる。

このネタは男にはできない。

下ネタでもない。自虐ネタでもない。さりとて面白い。

女芸人NO.1を決める「THE W」も始まったことだし、この勢いで決勝に行く確率は高い。

↓去年の感想

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ニューヨーク「運命の出会い」

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「クソ女が」

著しく吉本にプッシュされており、著しく芸人にもファンを持ち、著しく男女ともに人気のあるコンビ、ニューヨーク。

「イタイやつあるある」にとどまっていたネタが、昨年複数人を嶋佐が演じ分けるドラマ系のネタに進化し、今年は屋敷の畜生視点ツッコミが際立った。

「そんな女本読まへんわ」

 お笑いファンはみんな性格が悪くてこういうネタが大好きだ。

なんとかこの視点のツッコミと、昨年の複数演じ分け型嶋佐漫才コント劇場を組み合わせられないか。それができたとき、時代とニューヨークが一致すると思う。

人気があるのにここまで尖った視点を持ってポップでいられるのは、まさに才能としか言いようがないのだから。

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南海キャンディーズ「山ちゃんの結婚式」

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「これかあの有名なストレスって」

 「俺の頭に「裁判」の二文字が浮かんでるよ」

 「不毛な議論」で失敗したといっていたネタだ。でも、かなりウケてるやん!

さすが山ちゃんである。お笑い意識が高い高い。

まあそうじゃなきゃこのキャリアで地位も人気も築いた人がM-1には出ない。

これまたラジオで行っていたことだが、今回のネタは熱心な不毛な議論リスナーがメモを取って改善点を指摘してくれたとのこと。

たしかに清水良太郎ネタはちょっと鮮度がありすぎ&しずちゃんのキャラにしては皮肉利きすぎで客が「笑っていいのかな…」となっていた様子。

そこが改善されて準決勝突破となると、これはもう止められない。

俺は何を隠そう『山里亮太の140』で「やっぱり山ちゃんはすごい」と感動したばかりである。決勝に行ってほしい。

和牛「困ってる人を助ける」

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ど真ん中、165kmのストレート。

昨年銀シャリとしのぎを削り、惜しくも2位となった和牛。

優勝候補ど真ん中というお笑い的にはやりにくい状況の中、また新たな上質なネタを生み出してきた。

漫才コントコントコントとでもいうべき、映像的なネタだ。

理屈っぽい屁理屈漫才とはまたベクトルの違う、水田の演技力でそこにない物語を、そこに生み出す。もはや新作落語の様相である。

漫才コントという枠内でしっかり物語的な笑いを成立させる手つき。日本一美しい「もうええわ」の使い手川西が相方ということもあり、技術点はもはや満点以外はあり得ない。

 

全体の総括

こうしてみると、ほんとに「複数演じ分け」のボケが今年はブームだなという感じがする。

大自然とろサーモン、ゆにばーす、和牛……。

2人の不良の立ち話。という漫才の世界は、もはや何人もが誕生可能な話芸のスタジアムと化した。

俺が「好み」とか「このネタが決勝で見たい」だけでこの中から10組選ぶとすると、以下の通りです(順不同)。

 

1.天竺鼠

2.ジャルジャル

3.からし蓮根

4.ランジャタイ

5.三四郎

6.東京ホテイソン

7.マヂカルラブリー

8.ゆにばーす

9.Aマッソ

10.さらば青春の光

 

実際のところは今までの功績とかいろいろな要素が加味されて「スーパーマラドーナ」「和牛」は上がってくると思うけど。

あー面白くなってきた。

12月3日が楽しみですね。

 

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【M-1グランプリ2017】3回戦動画感想_準決勝進出コンビ(大阪)

見取り図「授業参観」

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「シャクい彼女紹介される」ネタでおなじみの見取り図。

毎年おんなじネタのイメージがあったが、今年は新作。

盛山の甲高い鼻声から繰り出されるツッコミが特徴か。

ネタは参観日で息子がぼけ、実況ツッコミを親父が行うという漫才コント。

「いじめ殺されるぞ」とか「童貞」とかTV的にはややデンジャーなワードは本番では丸められるのだろうか。

盛山「ヤーバパパいうたよなあ」

リリー「いうてない」

盛山「私が言いましたすいません」

このツッコミがボケに侵食する部分で爆笑がとれたのが審査に大きく影響したのではないか。

 

大自然無人島に漂流」

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「1人で2役も演じきれないんで、辞めました」

 ボケが1人何役もする漫才コントが今年は目立った気がする。スーパーマラドーナが昨年残した爪痕をたどったコンビが多いのだろうか。例えばコマンダンテとかトットとか。なぜかちょっと上品な漫才師に多かったなあ。

2人が無人島に漂流した…と思いきや何役も出てくるというこの設定。何役も演じきれないという言葉は、複数役を使いこなすコントが多かったからこそ、メタ的ではあるがそれでも確かに審査員の評価を上げたのではないだろうか。

 

セルライトスパ「レンタカー屋さん」

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B型プリントのTシャツの主張よ……!

防犯ぶさーをかき消すあらびき芸でおなじみのセルライトスパ

【あらびき団】セルライトスパの 防犯ブザーをかき消すのGIF画像 created by aron_aliquam

レンタカーというやられてそうでそこまでない設定や大須賀のほんわかするボケが良い。

「なんで リンゴ狩りに行くと思てん」

 最終的にちょっとバイオレンスなボケを入れたのは「悪手かな」と思ったけど悲鳴も上がらず乗り越えられた。ていうかKOCのしずるみたいな悲劇はM-1ではないんやね。やっぱりコントの方が入り込んでしまうのかね。

 

さや香「歌のお兄さんになりたい」

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新しい波24』で1軍(霜降り明星フースーヤなど)ほどはねてはないけどそれなりの存在感を示した「さや香」。

ここでは「強い気持ち」ネタではなく、別のネタで攻めてきた。

形式はいわゆる「極端な無知系」。ダイアンの「寿司」とか「サンタクロース」とかが代表的。クリームリスナーなら「はんぱねぇ質問」を思い出すと思う。

今回は歌のお兄さんを知らない石井に歌のお兄さんを教えるという展開だったのだが、それに対しいちいち新鮮な反応を示して喜ぶという「幼児の視点の再発見」という面白さの提示が「極端な無知」に+α以上の価値を与えていた。

「この手を上に~」

「おもんな!」

 のはずしのタイミングやその後の動きも見事。拍手笑いが起きていた。

 

ミキ「前後入れ替え」

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ABC新人お笑いコンクールくらいから急速に露出を増やしてきたミキ。

兄昂生のわめきツッコミが持ち味。

で、その持ち味を最大限に生かすため、逆ハライチともいえる手法を今回は発明してきた。

スープカレー」を「カレースープ」と呼ぶ亜生。昂生その2つは全然違うと指摘してもピンとこない。そこで、様々な例を出して説得しようとするが……。

動画を見ればわかるが、昂生は自分で振って自分でノッて自分でツッコんでいる。亜生は「ようわからへん」というだけだ。

正直この掛け合いのなさが「ダースベイダー」などの代表ネタと比べてものたりなさはあったが、新しいやり方をパワフルに主張してきたという点ではやはり審査員も上に上げざるを得なかったのであろう。

 

天竺鼠自由形

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センスがありすぎて売れ切らない芸人天竺鼠(川原)。

「押したからこうなったやないか、押されなかったらこうならなかったのに」

 かつてM-1でも披露したおなじみのくだりも披露しつつ、より自由なボケを取り混ぜたリミックス版となっている。

オーソドックスなボケツッコミのスタイルだが、それゆえに強い。

M-1という舞台で、この自由形の俺らの漫才は」

 ボケの振りとしてこのフレーズを使える当たり、まだまだセンスが古びていないということを客も演者も共有できているということで、なんとまあ。

こりゃ強い。

かまいたち「心理テスト」

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KOCとM-1、全体未聞の連覇が全然ありうる総合力最強芸人のかまいたち

バキでいうとバキぐらいパワーもスピードもある。

「これで何がわかんの?」

心理テストに対して不自然なほどの「正解」を出す山内。それに対し濱家は「絶対答え知ってるやろ」と疑いながらも問題を出す。

かまいたちの漫才の一番面白い部分の核には「ごまかし」がある。

昨年準決勝で披露した「UFJUSJ」の間違いをごまかすために延々と粘るネタや3回戦で披露した「タトゥー入れろ」のネタもそうである。

バレバレのごまかしを屁理屈をこねて主張する人間(ボケ)とそれにうんざりしつつもちゃんとツッコむ人間(ボケ)。結構こういう場面は日常でもありうるので、無理してボケてる感がなく、飲み込みやすい。

ネタの粒ぞろい間でいえば大会随一なので決勝に行ったらきっと3位以内にははいるであろう。

 

アインシュタイン「オラオラな男」

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ケンコバのやってるラジオ「TENGA茶屋」のアシスタントで、顔面最終兵器稲田を擁するアインシュタイン

「S・U・U・K・Y・A・D・E、すっ・きゃ・で」

稲田は結構おらついた男とかいきった男のキャラを演じることが多い。見た目とのギャップを狙って、だろうか。また、今回はオラオラ系ながら彼女にメロメロな男というキャラにすることで、時代の流行である「人を傷つけない笑い」になっている。そのあたりのクレバーな計算ができるのがブサイク芸人ではなく漫才師として評価を集めていることや裏腹にタレント的な売り出し方をされにくいことの原因かもしらんなあ。

ジャルジャル「決めポーズ」

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「はいどうも、ジャルジャルで~す」

ジャルジャルの新しいシステム漫才。きっちり新しいものを作る、という観点で構築されていながら、しっかりくだらないのがまさにちゃんとしすぎてないという意味で完璧だ。

ジャルジャルは「自分たちの素は面白くない」「普通」と認めているので、どうしても漫才もコント「漫才師」となる。そのあたりの欺瞞が鼻につきそうで今回はつかなかった。まあ漫才師としての彼らをすっかり見慣れたせいかも。

一昨年の決勝は2本ともシステムが同じだったことが最終的に足を引っ張ったので、今年は別のネタを用意できてるかが勝負所になるやろなあ。去年の敗者復活でやってた唇ブルブルはおもろいけどきっと駄目だと思う。

霜降り明星「宇宙人」

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はい、若手ナンバーワン。

ハイスクール漫才ですでに高い評価を得ていたこととか粗品せいやを待ったエピソードとかべしゃり暮らしを地で行く感じがそう感じさせんねやろな。

主人公感というか。

結構前からあるネタよくやってるネタだけど、何度もやることでブラッシュアップされて新たな要素が組み合わさっているようだ。ユーキャンのくだりとか。

「こいついるかいらんか上でもモメとる」

 絶対ウケるここを最後にもってきてきっちり拍手笑いをもぎ取る構成の妙はさすが。

 

とろサーモン「飴と鞭」

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「お前を迫害してやろうか」

 昨年あたりがピークだった「もうええわ」崩しブームの先駆けだったこともあり漫才界の裏エースであり、毎年の優勝候補感がエグイとろサーモン

今回は久保田が1人何役をこなすタイプのネタなわけだが、自分たちに期待されているものを完璧に把握したそこはかとないクズ・アングラ感がたまらない。

引用したようなセリフがまさにちょうどいい塩梅でニヤリとさせてくれるのだ。

久保田はラップで、村田は役者でかなり飛躍したにもかかわらず漫才にここまで力注げるとは。実はちゃんとした人たちなんじゃないかと思ってしまうほどである。

スーパーマラドーナ「はじめてのSMクラブ

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結構「営業ネタかな」と思うくらいわかりやすいボケが多い。

「おだまりッ」(鞭を叩く)

「小田真理(オダマリ)さんですか」

 とか。

「将来の夢は?」

「それは、お嫁さんだけど」

「冷めるゆうねん」

 

とか。

お笑いファンは認めなさそう。

でも「動きで見せるボケ」「言葉のボケ」「キャラのボケ」と何せボケが多彩で隙がないから審査員としては点付けたくなってまうんやろなあ。

 

からし蓮根「転校生」

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すごいセンスある薩摩初のスーパールーキー。

特に変なこととか革新的なことはやってないけど(薩摩弁ツッコミは新しい)とにかくセンスが良い。

「ぜんぶ涙腺にもどした」

 「人間と遊んだことない?」

 「クソげーやん」

 フレーズとか発想として「あ、これが120点」と思ってしまうものばかりだ。

これがいわゆる努力では身に付かない「お笑い能力」なのだろうなと素直に感心してしまう。決勝に行ってほしい。

 

以上、また東京も書きます。