俺はパズラを楽しめない
バーッと記事を書いて終わらせた。
そうすると、すぐに夜はやってきた。
志村友だちを見た、
志村けんを見てワハハと笑った。
その後、NHKで『岸部露伴は動かない』をみて「あ~なかなか再現されてるねえ~」といった。
終わったらもう真夜中だ。
昼は記事を書いていた(6行ぶり2度目)。
嫁はんが部屋であったまるために購入した電気ストーブを部屋にもってきて右半身をじりじりと温めながらノートパソコンにパチパチ入力。
右手が明らかに暑いのだけど我慢。
合間合間に白井智之『少女を殺す100の方法』を読む。
「少女ミキサー」はよかった。
しかし、昔は夢中になって読んでいたミステリに今は入り込めない。
「こんな頭の回転速い人間おらんやろー」とか「そんなトリック絶対現代医学やったら見抜かれるやろー」とか「警察はそんなアリバイごちゃごちゃせんと動機の線から攻めるやろー」いろいろリアルとの齟齬について考えてしまう。
純粋なパズラを楽しめない。
純粋パズラからは批判されることも多い両者だけに、俺の好みがミステリの純正さそのものにはないことがよくわかる。