幻の背丈
年の瀬なので仕事なんかしなくてもいいのだよ。
一本原稿がこの時点では残っていたけど。
ニトリにアスベスト混入疑惑のある珪藻土バスマットを持って行った。
結果として、サイズがやや小さく、アスベストもんではないといわれた。
でも、「不安だったら返金しますよ」とこちらの曇った顔を見た女性店員にいわれたので甘えた。
といってもキモい甘えではなく、もちろんお言葉に甘えた。
1920円くらい返金してもらった。
そのまま店内に入り、新しい珪藻土マットとバスタオルを購入する。
こうやって抱き合わせ購入が起こるので意外とリコールで損害が出ていないのではないか、なんて考える。
嫁はんとカフェに行こうと話していたのだが、急にお寿司が食べたくなり、スシローへ。
おれはタッチパネルになぜかパニくり、子ども一人のボタンを押してしまう(嫁はんと二人)。
さらに、「どちらでも」ではなく「テーブル席」を選択してしまう。
実家の家族でテーブル席で食べていた時のクセが抜けない。
寿司を20皿ほど食べて(2人で)、駅ビルへ。
嫁はんのいとこが結婚祝いを送ってくれたのだ。
中学生にベストな贈り物を吟味する。
ちょっと背伸びしたくらいのがいいのはわかってるんだけどそのレベルが難しい。
俺たちの背丈は無駄に伸びてしまっている、かもしれない。
そんな自覚はないのだけれど。
パスタソースを買って帰宅し、アラビアータを作って食べる。
ソースをたっぷり使ったので嫁はんも満足した。