メン・イン・ブラック2 75%続編映画
今日はお昼にメン・イン・ブラック2を見たのでその感想。
1に比べてパワーやフレッシュさが減じている感は否めないけど、ちゃんと面白い。
とくにロッカーや水の球?など小さな世界にフォーカスすることで逆に大きな世界に思いをはせさせるモチーフは1にはないしかし描くべきポイントだったと思う。
Kが結構すぐに記憶を取り戻す前から順応してしまうのでキャラがブレない代わりに記憶王室の相棒もの(再開)のうまみは薄かったが、まあ早急な展開づくりとして効果がなかったわけではないので仕方がないだろう。
また、サーリーナ1体で壊滅状態に陥るM.I.B本部も情けないが、そのあたりインターナショナルで世界観が広がってよかったポイントなのかもね。パリ支部はそのとき動いていたのか?
前作をしっかり踏襲した2作目だなと思う。完成度80%、外連味75%、キャラ95%、脚本70%、総合75%の出来といったところか。
しかし、前々から予定されていなかったからか、契約上女優が用意できなかったからか、前回であれだけ魅力的だったエージェントLが「検察医に戻りたがっていた」というセリフだけで処理されて二度と出てこないのは痛い。
Jが組織内でぐんぐんと力を発揮して頼れるベテランエージェントになっているのは頼もしかったが、M.I.Bという組織に入りてー!とマイケルジャクソンだけでなく我々も思っているのでその夢を壊すような楽しくなさそうなM.I.Bを描くのはやはりどうなんだろうという気もした。
そう、だからこそサリーナ一体に壊滅させられた件も気になるわけで。
最初に出てくるエージェントTの無能っぷりとか、サリーナに全然敵いもしないZとか、
JとK(あとかろうじてF?)以外のM.I.Bメンバーの魅力が薄いのが痛いポイントである。
ここで魅力的なエイリアンエージェントの一体でも出しておけば後々キャラクター商法でより大きな利益を得られ、ディズニーからも提携の声がかかったかもしれないのに。
そういう意味で言うと『インターナショナル』は話の筋はベタつまらなかったとはいえ、ポーニィというキャラを見出せたのは大きなポイントなんだな。
今日作った曲。
これは最近やっているRPGNTRゲーに影響されたものでメン・イン・ブラックの影響は一切ない。
ウィル・スミスのラップはうまいのだろうか。