裸で独りぼっち

マジの日記

アメトーーク『顔面いけてない芸人』感想

先日、バービーがTBSラジオ「ACTION」の武田砂鉄MC曜日にて「自虐も人間に優劣をつけることであり自分は好ましくないと考えている」と語った。

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ほかに、にゃんこスターアンゴラ村長が「顔や生まれを馬鹿にする笑いは古い」と発言したこともある。

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そういえば、アリアナグランデがハリセンボン春奈の「~じゃねえよ!」を受けて、そんなことない、かわいいといった主旨の発言をしたこともある。

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そういったポリコレ基準に当てはめると今回の企画は「古くて男社会丸出しで配慮が足りない」ということになる。

 

けど、おれは不細工側として、こういうエンタメはあってほしい。

要するに、それをいじっちゃいけなくなるって、障害とか宗教とかの範疇に顔の美醜や育ちの良さが入るということだから。そこまで笑っちゃいけないことなのかい?

いや、人によってはそういう場合もあるんだろう。お前のブスの悩みなんか私の何万分の一なんじゃ、と。

でもなあ、変な顔面白いくらいの余地は残しておいてほしいよなあ(ここでふわっとしたことをいう。そうすると炎上もしないしばずりもしない)。

 

それにしても今回全員男性ということで、やはりそのあたりの計算はしっかりなされたうえでのキャスティングだったということか。普段のアメトーークならガンバレルーヤあたりは仕込んでポップにしていたんじゃないか。その代わり森田は外れたと思う。

 

アンガールズ田中はいてほしいけど、アンケート結果にも表れていた通りもはや不細工でもなんでもないよな。本当は。山ちゃんと一緒。急に女優と結婚してもなんにもおかしくない。

つばを口の周りにためることで何とか女性の敵に回っているけど…それすらも帳消しにする成功とクレバーさが田中にはあるんだよなあ。にもかかわらず不細工側にとどまろうとするいじましい努力で逆にそれが際立つというか…。

反対に山根は拒否するのでその分だけブスに見える。