霜降りバラエティ『テレ朝夏祭りコラボ漫才回』勇者ああああ『ゴールデン進出の練習』感想

霜降りバラエティ『テレ朝夏祭りコラボ漫才回』

せいや×四千頭身後藤・都築

粗品×草薙

宮下×石橋

 四千頭身の名前を全員覚えていることに気づいたこれは地味に四千頭身がすごいのかもしれない。まあでも、ハナコもジャンポケも覚えてるか。

なんというか、芸人の上下関係はパワハラと否定される風潮にある昨今だが、やっぱり必要なんだなあと思った。

全員がフラットな関係性だからこそ、コラボにも緊張感がない。

しいて言えば宮下×石橋がだいぶ編集されたとはいえ、じゃない方といういじりをされて見られていたので新鮮に面白かった。やっぱり角度がないとお笑いは成立しずらいのだ。

粗品をほめるというていの包茎いじり、都築が上手いことやったがそこに追従した宮下がぐらつきを魅せ、せいやが普通にほめるという形でバランスを取り戻し、草薙がそのバランスを崩さず生き切った。

こういう部分でやっぱり地肩の違いが出てくるなあと思う。

勇者ああああ『ゴールデン進出の練習』

昼の番組とゴールデン番組をまとめていじる回。

しくじり先生でもバラエティの振る舞いをメタに見ていたわけで、そこからの発想だったのだろうか？

ロケの人員がU字工事とにしおかすみこというのも絶妙である。

そのあと、ちょっとだけ『あちこちオードリー』を見たのだが、宮下草薙のロケが、まさにタレントはセオリーを外れているのに演出はゴールデンという奇妙な状態であった。