ドライブと卓球
田舎で暮らそう一日目。
だけど、ほぼ田舎にいなかった。
いったん家に帰っていたのだ。
ギターと、確定申告のマイナンバーカード読み込ますやつと、ギター教本と、服と、昔のパソコンと、をもって帰ってきた。
君に捧ぐ。
ナビでの所要時間は3時間だが、実際は2時間20分くらいで移動できそうだ。
車を運転するというのは楽しいなと思う。
おそらくそれくらいのストレスが人間(あえて大きく言い切ろう)にはちょうどいいのだ。
というわけで、27歳10か月の日中のほとんどを高速道路で過ごした。
一日一日が大切な一日なんだなあ。
一度田舎の図書館に足を運ぼうとしたのだが、閉館していたのであえなく断念。
車内では過去のアフターシックスジャンクションを聞く。
・スチームパンク特集
・卓球界の変人エピソード特集
・崎山蒼志のライブアンドダイレクト
・DJ CELORYのライブアンドダイレクト
DJ CELORYの選曲はぴんと来なかった。
俺は思想の一部を取り出して好きだなと思うことはあっても本質的にヒップホップのビート感が好きじゃないんだなと思う。
卓球界の変人エピソードは面白い。
人間一つのことに打ち込んでそれで死ねたら本望なのは重々わかっているが決してそんなことはできない。俺は。
「全日本に出場できるなら万々歳じゃん、俺もそういう『何か』が欲しいよ」と前なら思っていただろう。
以前の俺は人生は思い出を作るためにあると思っていた節がある。
しかし、今は思い出に興味がない。
ただ、今憂鬱を忘れたくて、そのすべを探して生きている。
と書くと、フラワーカンパニーズの歌詞みたいだが、要するに脳死した方が楽というわけだ。
脳死するために脳を回転させるという矛盾。
以前は、ながら仕事が癖だったのだが、最近はマルチタスクができなくなってきた。
これは、進化か?退化か?