裸で独りぼっち

マジの日記

『岬のマヨイガ』ネタバレ感想

8月最終日。

君たちはまだ8月最終日だ。

と考えてみてほしい。

 

とりあえず8月分の仕事は終えたので、若干準備にかける日だ、と思ったが、俺の記事についてクライアントから著作権関連の問い合わせが。

引用と転載の違いについて説明。無断引用禁止と各メディアがまだまだ多く存在するのは不思議に思える。引用は無断で行っていいから引用なのであり、言葉に対して責任があるならば無断転載禁止、とか盗用禁止とかになるはずである。

たぶんそのあたりがあいまいなのにヒュッと引用の要件を見たなさない形で引っ張られるのを防ぐためにあえてあいまいな但し書きをしているんだろうけど、本来のあり方としては正しくないし、まっとうな書き方をしてほしいものだと思う。

そのあたり、デジタル省あたりがガイドラインを設けて基本的にみんなそれを採用するようにしてほしい。

でも、なんかろくでもないお役所ガイドラインが作られたらきついな―。

 

そんなこんなもありつつ、映画も見た。

面倒な仕事をしたり、ミスをしたりしたら映画を見る。

娯楽は別世界の窓口であり、心の洗濯である。

古来よりよく言われてきたことであるが、最近はそれがよくわかってきた。

別に辛いことがたくさん起こったというわけではなく、娯楽というものを何かわからないものから、一定の機能があるツールとして解像度高く捉えられるようになったのだと思う。

 

岬のマヨイガ

話の大筋は文部科学省推薦~な感じなんだけど、疑似家族がマヨイガという空間で成立していく過程が思った以上に丁寧に書かれていてなんか癒された。
生活の匂いがするアニメ描写は人の心をいやす。
あと、昔話パートのアニメーションが躍動感があってよかった。
全体的にバランスが取れた佳作という印象。震災を取り扱っているし、被害の大きさもうかがえるが、災害自体は描かず、その結果とそこからの回復だけを描くので意外と暗くならないのも良かった。この辺りは賛否分かれる点かもしれない。
おじゃる丸的な人間と会話できる系の妖怪変化の類が出てくる、プリキュアみたいな感じもしたかなー。まあ、ヒーローものとしての側面はないんだけど。ああいう心にできたマイナスの感情を吸って育つ「魔」みたいなのがよく出てくるイメージがある。
特に弓道部キャラでもない姉ちゃんが矢でウミヘビを倒すのは違和感があったけどまあよかろう。
マヨイガという客人をもてなしいやす家の設定は夢があるし、もっと可能性があるなと思った。羊文学の主題歌はアジカンっぽくて良かった。鉄コン筋クリートのある街の群青を思い出したな。あれも好きなのよ。
こういうファンタジーな設定には何よりも「いいなあ~。ほんとならなあ」と憧れられる夢がないといかんと思うのよな。
大竹しのぶのばばあの役は若干まだ若い気はする。漁港の肉子ちゃんくらいの年齢がやはりちょうどいいのではないか。五輪閉会式と言い、最近の大竹しのぶ重用の流れは強い。ポスト樹木希林を目されているのだろうか。
芦田愛菜は違和感なかった。サンドイッチマンもね。