天国に旅立たれました論
「〇〇さんは天国に旅立たれました」というフレーズが嫌いだ。
1に、それはお前の主観じゃねーか、と。
そういうことをいうのはたいていその人のファンな訳で、例えば忌野清志郎とかフジファブリック志村とか、デビットボウイとかでそういう物言いがみられた。
でも、きっと他の人にとっては悪いやつでもあるはずじゃん。
泣かされた女も男もいるだろうよ。
そんな万華鏡的多面性を持った人間を一人のファンが好きだったという理由だけで天国に行けると断言するその無根拠な自身と半径5メートルの了見が嫌いだ。
いや、「(私もしくは世間にとっては)天国に旅立たれました(と言いたいくらいカリスマであり愛すべき人物だった)」ていうのが真意なんだろうけど、じゃあそういって欲しい。
正確に表現したまえ。
こんなに天国に拘るとお前は熱心なカソリック教徒もしくはDIOかよと言われそうだがもちろんどちらでもない。
なんというか、有名人が有名であると言うだけで免罪されている素振りが嫌いなのだ。