20200521_ギャスパーノエ、CLIMAX感想 離散が大好き
久々に映画を見た。
ギャスパー・ノエの『CLIMAX』。
https://filmarks.com/movies/79885?mark_id=89980979
ものすごく不快な映画を撮る監督だという前評判で足を運んだが、あんまりよくわからなかった。
ひとつは、俺の記憶力が不十分すぎて20人近くいる登場人物それぞれを覚えきれず、よって感情移入もできず伏線も理解できなかったため。
もうひとつは、楽しい打ち上げが一点…惨劇にという流れだが、そもそも最初の時点から全然楽しくなさそうなため。
飯(酒)と音楽と人間だけの空間なんて、俺は耐えきれやしない。
サングリアにLSDが混ぜられていたということで全員おかしくなっていくのだが、そもそもサングリアばっかあんなに飲みたくない。
子どもにサングリア飲ませる馬鹿がいる場所もきっつい。
しかしも、外は一面の雪景色でシャバから隔絶されており、空間は体育館か学校の跡地のような場所である。
そんなとこいや!
鳥貴族でええやんといって俺は打ち上げに赴くのを拒否するであろう。
そもそも打ち上げ自体がそんなに好きじゃないっていうのがね。。。
本番でめちゃくちゃ長い時間一緒にいるのにそのあとも帯同したいという意味があまりわからないのだ。
本番を終えたら一人になるか、別の場所でゆっくりとクールダウンしたい。
労をねぎらいあい結束を高めるのが目的なのだろうが、なにせ俺は「結束」が大嫌いだからなあ。
離散が大好きなのよ。