イン・ザ・ハウス
金曜日は家からでなかった。
目覚めて、ずっと、10畳。4畳半ではないだけ自由があるが、俺の城感はない。
間借りした空間に一人。
友達はパソコンとモバイルWi-Fiとギター。
ジャラーン(Am7)。
仕事を引き受けてしまう。
なんでなんだ、俺はそんなことをしなくていい立場を得たはず。
俺は今の環境をもっと生かせるいい手段があるはずと思っていたが、結局ライターの関しては多少なりとも仕事が好きなんだと思う。
昨日の繰り返しだけど。
繰り返して、繰り返して、無意識を変化させていくしかないのだ。
幸福への途上は。
いや、なかなか仕事は進んだ。
そう、仕事をたくさん引き受けて余裕をなくした方が結局アドレナリンのせいか、スケジューリングへの無意識の調整プログラムが働くせいか、仕事が進むのだ。
隙間を増やすほど、何もできない時間も増える。
とはいえ、俺はその分やりたくないことをやらない言い訳も手にしているだけでもあるよなと思う。
俺一人ならいいけど、家族がいるのだ。
例えば子どもができたらどうするのか。
その問いへの答えは考えなくていい、出たとこ勝負しかない。
ドツボにはまったら終わりだと思っているが、果たしてどうなることやら。。。