優秀を辞書に追加する
昨日はやること自体はいろいろ進んだ。
人は仕事を続けていると否応にも効率化を覚えてしまうという。
だから、俺もいろいろとできるようになるわけだし、同じ会社にずっと務めている人はその会社内での職域を挙げる必然性がある。
人間の成長性に信頼を置いているからこそ年功序列というシステムが成立するし、成長性のある人間を見極めるための採用活動が行われるのだ。
というのが20世紀までの世界観で、優秀な人間は経験を積んで早めに起業、あるいは学生時代から起業というのがデファクトスタンダードになると、狭き門、永き道システムはそりゃ崩壊するわなと思う。
といいつつ、大企業には優秀な人間が多いと、そういう人間とやり取りすることの多い頑張ってる先輩方は言いますが。
優秀という言葉をたくさん使っているが、なんともまあ曖昧な言葉だ。
かつては意地でも使ってやるかという頑固さがあったが、もはや俺の辞書にも優秀は先日の第178版で追加された。
優秀──社会単位でみると意味があるが、人類単位あるいは個人単位でみるとどうでもいいこと
こんなシニカルなことを言っていると、より高次なメタ視点を持った小説家や漫画家に刺されてしまうぞとビープ(警告)音。
この音を聞きすぎると大人になってしまうのだ。