裸で独りぼっち

マジの日記

映画【スペースプレイヤーズ】ネタバレ感想 評価:普通

万難を排してらくちんな生活を送っている。

らくちんな生活を送るためにはらくちんであるために人の誘いを断るだとか、形のない充実感を求めないだとか、家庭円満に務めるだとか、色々な努力をしなければならない。

以下に努力と思い込むかが問題だし、以下に努力ではないと思い込むかも問題だ。

陰陽は常に同居している。

 

朝はギターを弾く。

これ、そろそろプロセスエコノミーしてもいいんじゃない?とも思うが、前から別にたまに動画は挙げている。

ただ、人に見られないように、適当に名前を付けている。

結局、毎日やっていることをアップして、見てもらえればをかけずにほとんど手まあ世の中に対して宝くじを引くことができますよ~といった手、そもそも一攫千金したいという思いがなければクジを引く意味はない。

もうそろそろ資本主義は古くて、さび付いて、悲鳴を上げている。

それでもしばらくは祈りのなかで戦わなければならないので、そういう指南書として一定の価値はあるかもしれないが、何十年先を見据えればどうしたって古いことを言っていると思う。

俺にだって答えはわからないが、多分今じゃ想像もつかないような未来が待ち受けているのだ。

これは確実まめな。

 

昨日は『スペース・プレイヤーズ』も観た。

スペース・プレイヤーズ

『スペース・ジャム』の続編。ターゲット層が欧米圏30~50代子持ち男性とめちゃくちゃ絞られた映画だった。ルーニーテューンズとか、前作スペース・ジャムとか、そしてなによりMCハマーとかわかるのその年代しかおらんやろ。
冒頭30分はかなり楽しかった。というか、こういういかにもファミリー向け!な映画を見ると幸福だった子供時代のひと時を思い出してサウダージな気分になってしまう。
そこまでが舞台設定で、レブロン・ジェームズの末息子へのマッチョ的価値観の押し付けとか、ギクシャクとか、ホームコメディでありがちなあれやこれやが描かれる。
そこから本番、WB作品何でもありなワーナー的レディ・プレーヤー・1が始まるわけだが、そこが思った以上にターゲット層に向けた感じだった。例えば日本版予告でピックアップされている『マッドマックス怒りのデスロード』要素なんて、仲間探しの過程でちょろっと出てくるだけなのである。実は、これを見るまで、『スペース・ジャム』の続編だということを認識していなかった。そこで「あ~、あのマイケルジョーダンが出てたやつね!」と合点がいく。
続編要素ははっきり言って30代に差し掛かりつつある俺でもわからないのだから、それ以下の子どもたち、多分本作をお父さんに連れられてみる彼らは全然わからないだろう。
いうたら、戦闘シーンで子どもをごまかしてシリアスなストーリーを展開する初期平成ライダーと同じ構造である。
ただ、こちらはシリアスな脚本ではなく懐古的楽しみのご提供だが。
2時間弱のオトナ帝国に俺はややついていけないところもあったが、バスケシーンのエフェクトとか、べたながら親子愛で話がまとまるところとか、やっぱり最も幸福な映画体験の一端は詰まっている気がしたので俺は嫌いになれない。また、群衆の中でバットマン&ロビンのMr.フリーズがひときわ目立っている(し、レブロンがイメージ映像でふんするバットマンの敵キャラとしても出てくる)のも、最近見たばっかりでかなり好きになっている状態だったのでうれしかった。