20200713_ようこそ!革命シネマへ
朝っぱらから田舎から帰る。
電車に揺られて盛岡へ。
急に漫画喫茶に行こうと思い立つ。
というか、家に帰ったら絶対寝ちゃうくらいつかれていたのだ。
でも、寝たくない。
というわけで漫画喫茶でマンガ読んだ方が有意義だろうという結論に達した。
後々、その考えは間違いだということが証明されるわけだが。
『二月の勝者』を最新刊まで一気読みした。
多少なりとも嫁はんと子どもの話が出ている現在、俺は子供を塾にやるのか、もしかして中学受験とかさしちゃったりするのか、と考えさせられる。
正直この漫画で主張されているような勉強でとりあえず勝者になることが漸次的な正義論って、中学受験などゆめにも思わず地方国公立でコツコツ勉強していた俺からすればどうにも非健全な思考に思えてしまうし、結局エスカレーター式でいい大学に入ったとて選択肢の多さを生かせるような人間であるかはそいつ次第だし、そいつのポテンシャルがあれば少ない選択肢の中からでもやりくりして道を切り開けるはずだ、と思う。
まあいいや。
居ねえ子どもの話なんてしてもしょうがない。
家に帰っていろいろ作業をしたら、結局寝てしまった。
朝もしくは昼家に帰るというシチュエーションがどうあれ俺を眠くさせてしまう。
人間は朝家を出て夕方変えるメカニズムでできているのだ。
夜、おきて家を出た。
『ようこそ!革命シネマへ』を見るために。
https://filmarks.com/movies/87265/reviews/93368150
木々について語るということはつまり政治的主張から目をそらし口を閉ざすことだという警句が作中に出てきて、そこから原題がつけられていると思うのだが、この映画は木々について語ることを肯定する。
結局それもかなわない現実があるのだが、せめて木々の話でもするしかないというあきらめか、それとも人の口は閉ざせないという希望か。
かしきり状態で視聴した。
面白いとか感動するとかいう作品ではないが、どちらかといえばよかった。