20200826_NEET
何一つ無駄な時間はなかったのに大して仕事が進まなかった。
一つは危機感がないこと。
もうひとつは些末な連絡への対応の必要があったこと。
一つ仕事を断った。
そこそこの安定収入につながる案件ではあったのだが、なんというか、その領域で突き進んだところで俺の身体自体はずっと足踏みだという感覚があったのだ。
結局フリーランスを1年半ほどやってきて、フリーでは成長しないという意味がよくわかってきた。
それも50%しか正解ではなく、もちろん税金のことや交渉の立ち回り、新たな知識や専門性などフリーになってからの学びはむしろ企業に勤めていたころより多い。
しかし、フリーではやはり深くまで入れない。
在野の研究者が大学・企業の研究者にどうしてもかなわないのと一緒だ。
すでに資源夏あり、長年の投資があるという点にはやはり勝てない。
レガシーこそが魅力である。
いままで歴史や伝統からはなるべく距離を置いてキャリアや趣味を決めてきたが、歴史こそ人類の英知であることには文句のつけようがない。
結局、本業を持ちつつ副業でもスキルを積みましょうというどっちもどりが一番都合がよいのだろう。優秀な人間はみんなそうしている。
でもそこまでのバイタリティを向けたところで結局死ぬというのもまた事実なのだが。
とはいえ週の2/5くらいはそういう知の獲得のための仕事もしくは学校に費やしてもいいかなという気がしてきたな。
結局NEETは損なのだ。