20201014_牛の鶏肉みたいですね
10月も折り返し地点である。
朝から新たな仕事の連絡が入る。
俺はまだ、断ることができない。
受けうけて受けまくって、限界が訪れたら〆切を拡張すればよかろうと考えている。
でもそれにはいくばくかのストレスがかかるのも事実で、その事実が今のところ〆切遅れなしの実績を俺に担保してくれている。
まあでも、今回は受けることにしてよかった。
〆切もまだ先だし、分量も少ない。
コラム的な仕事である。
幼き頃、たくさんほんを読んでいた時はそういう仕事で飯を食えたら最高だよな~と思っていたが、今はそんなに最高でもないな、と思う。
己の感性を売る、というのはいつメッキがはがれるかわからない/いつ枯渇するかわからない鉱物を売るようなものだからだ。
この先何十年もゴールドラッシュが続くだろうか?
ましてやこの少子高齢化・出版不況の時代に。
というわけでなんとなく複雑で人がやりたがらなさそうで、しかし俺も根性を出せば何とかできる程度の仕事をまずは優先してしまう。
後々のお土産を期待して。
やっぱり、必要とされたいのかもしれない。
そんなもの、少しで十分なのにね。
昼からサンマルクに行ってゆず茶しばきながら原稿を書く。
相席食堂を大仁田厚回を見る。
見事な釣果を得る大仁田。かなりのあたり回だった。
西田を大仁田が凌駕していた。
牛の鶏肉みたいですね、と魚を表現する。