裸で独りぼっち

マジの日記

犯罪のハードル

なんかカクテキみたいにいってっけどよう!

毎日日記を書いていると、もし俺が世間の耳目を集めるような犯罪を犯した暁には、ここから引用したなにがしかが心情を慮るためのパーツとして用いられるんだろうなあ!と思う。

そして、それは別の自分になったり、成功したり、あるいはできる場所で咲くことよりもずいぶん簡単に思えたりして、だからこの世からは犯罪が絶えない。

犯罪のハードルを挙げなければならぬ。

といってもじゃあガソリン売るなとか、町中に監視カメラつけろとか、100均で包丁売るなとか、そういうことすべてに賛成もできないわけで、ああ、今日もわが身を、わが家族を、まだ見ぬわが子の命は危険にさらされる。

他でもない俺の自由のために。

 

だから俺は、死ぬのが必ずしも悪いことじゃないし、とか霊界の存在は否定されていないとか、そういう妄想で自分を慰め、オナニーですっきりした後は憂鬱や危険から目をさらして仕事や家事に専念しなければならない。

ああ、生活不安や迫る〆切があってよかった!

 

 

自分の気持ちを表に出そうとすると、どうしても気取った言葉しか出てこない病がある。

 

People1の『怪獣』はめちゃくちゃJUST Two Of Us進行で、メジャーデビューにあたって「そういうことを自覚的にやらなくては」という気持ちがメタ的に表現されている。歌詞では直接的に。

 

芸人も歌手もバンドマンもジャニーズもだいたいがだんだんとすり減って一角の人物以外は消えていく。俺はエンジンをかけたまま、暖気だけでガソリンが尽きるのを待っている。