裸で独りぼっち

マジの日記

久慈1日目_きのこ旅館

琥珀の街、岩手県久慈市に旅行に行った。

といっても、琥珀を買いに行ったわけではなくまた琥珀博物館やもぐらんぴあといった周辺の観光施設を楽しみに行ったわけでもない。

ただただ、休みに(こもりに)いった。

道中、やっぱやめようかと嫁はんがテンションをくじかれる機会一回──。

しかし、結局は到着したのだその湯~とぴあに。

 

といっても昼間は車に乗って大食い女王の魔女菅原が経営するパン屋『カンパーニュ』に赴きパンを購入。さらにファミチキを買って、池のほとりで食うというのどかな時を過ごしていた。要するに、そんなに遠くに行ったわけじゃないのだ。

ただ、家以外を寝床としたかっただけなのである。

 

宿泊先は侍浜 きのこの宿である。

その名の通り、玄関にはでっかいキノコのオブジェが飾られており、旅館自体は結構古い。

でも、これぞ旅館という感じもする。

到着は16:00ごろ。すぐさま部屋に入ってお茶を沸かす。

お菓子はうにせんべい。おかしがおいてある当たり、そう悪い旅館ではないことが伝わるだろう。

露天風呂がないことと売店がしょぼいことはマイナスポイントだが、結局豪華な売店でもろくなものを買わない予感もしている。

 

夕飯は、旅館の名に恥じずきのこづくしだった。

メインディッシュはしいたけハンバーグ。

そこまで高級なメニューではないが、しかし地のものにはなに物も代えがたい。

追加でしいたけバター焼きとたこのからあげも注文してしまった。

そして、眠る。