行くや行かざるやけんか
宵っ張りだから起きるのが遅い。
ギターをジャンじゃかひく。
もうこうなると、普通に定職について9:00~無制限で働いている方が不思議に思えてくる。
一日が足りない。
家を出ることにする。またもやドトールコーヒー。
確定申告前にドトールコーヒー。
──と、嫁はんから連絡(ライン)。
今夜、田舎町から盛岡に車で戻ってくることになっていたのだが、解凍した豚汁がだいぶ余っているから処分してから行きたいのだという。
だから、来てほしいのだという。
俺は、まず「そいつは大変だ!いくよ」といい、すぐに面倒になった。
だから「面倒くさい」と続ける。
すると、嫁はんは「いやだ!」と。
「きらいだ」「こなくていい!」というのでおれはやれやれ。
どちらにも理がある。
通常で考えれば嫁藩が勝手なことを言っているようにも思えるのだが、俺は定職についておらず、よくいえばノマド(よいか?安藤美冬ってどこいった?)的な生き方をしているのでいつでも嫁はんのところにいけるのだ。
そして、このようなもめ事を起こした以上、一人になったところでろくなことはできやしない。
さっさと電車に飛び乗って、車内で仕事に関連した本を読んだ方がましだ。
だから、そうした。
結局それでよかったのだ。
それでも、一度はお気持ちを表明しないと気が済まない。
修行が足りねーなという話だが、でも、これが正解に思えるんだもん。