いかにして私は仕事の打ち合わせが憂鬱でなくなりしか
昨日は15:00から仕事の打ち合わせがあったのでそれに合わせて一日を設計する必要があったのだ。
前ならちょっとそれだけで一日憂鬱だったはずだけどもう慣れた。
それは「もう怒られてもいい」という感覚になったからだと思う。
社会に出て数年の俺はどうもオロオロして、こちら側のステークホルダー以外には失礼があってはならないと思っていたし、金をもらう以上こちらが下である、と思い込んでいたのだ。
しかし、個人事業主になり、またあんまり金に困らなくなってからだいぶ考えが変わった。
金というのは仕事を生み出すために移動させるデータに過ぎないのだ。
金をもらっているとき、俺はその金に相当する仕事を提供しているのだし、その意味でクライアントだろうが、取材先だろうが平等である。そうでないと錯覚させることが上意下達の組織を維持するうえではベターだった時代もあるのかもしれないが、今はフラットな方がいいでしょう。
というか、個人ならそれがラク。
糊口をしのぐたくわえがあれば、別に何があってもつながりが切れるしね。
よくフリーランスが粗相をしても先方は離れていくだけで成長しない、などと言われるが、まさにそれ(先方が離れていくだけ)というのが自由業のメリットなわけで。
俺たちはくっついたり離れたりしているだけで、そのつながりなんてリモートワーク時の回線よりも弱いものなのだ。
あと、失敗してもプライドが傷つかなくなったのもあるな。
別に俺はいろいろな活動をしているから、仕事なんかでいくらミスったってかまわないのだ。
椎名林檎の『有り余る富』聞いた時、そう思いがち。
あるあるでした。