裸で独りぼっち

マジの日記

女神との並走はけたたましい闘い

なんというか、けたたましい。

「現在糊口をしのぐ必要がないので一つ一つの仕事を丁寧にこなそうと思う⇒その仕事が評価される⇒仕事がたくさんやってくる」というループが生じ始めている。

とりあえず一社の依頼は値段を思い切って高めに提案することでセーブすることに成功したのだけど、このままだと俺の「快適ライン」を仕事量がぶっちぎってくることが確実に予想される。

気を確かに持たなければならない。

金と承認と、なんとかなるだろうという気持ちが後々のオレを苦しめることになるのだ。

とはいえ、仕事をセーブし過ぎるのはそれはそれでもったいない。未来の俺は仕事も金も足りず苦しんでいるかもしれないし、需要があるうちは確かにはなである。僥倖を手放してはならない。

幸福の女神は前髪しかないというが、幸福の女神の前髪をつかんだ後に大変なのが、上手に並走することである。

女神のペースよりも速く走りすぎるとそれはそれで遠ざかってしまうし、彼女に後れを取れば当然、どんぞこだ。

ちょうどいいペースを維持する、という努力をおれたちは一生強いられている。

他人との競争には対して興味がなくなったんだけど、自分の中の成長や幸福を素直に享受しよう、と思ってもどうせこうやってハラハラする場面はついえないのだ。

だから、比較的穏やかな日々のはずなのに「けたたましい」。

 

誰かに合わせて走るのは、勝手気ままに走るよりずっと疲れることだから。

でも、その方が楽しいよ。

何てきれいなメッセージを付け加えると「歌詞」になる。

ああ、恥ずかしいな。