日記はいつだって昨日の俺への今日の俺からの私信
ある程度型が決まっちまえば、あとはどんどん楽になるってもんだ。
その分進歩はなくなるけど、いたずらに手を広げて、いろんなものに手を伸ばして、それでお前は幸せになるのかい?
Frugal Innovationという考え方がある。質素・倹約なイノベーションという意味だ。大企業は「bigger to bigger」をスローガンにいたずらにR&Dに投資し、さまざまな新規事業を立ち上げてはつぶし、消費者や社会の課題と向き合うことをしてこなかった。
そこで、市場の課題に密接に寄り添って、ダイレクトに時にそこらの主夫が実行できるようなアイディアで挑むのがこれなんだよなあ。
それはともかく土曜日である。
そして、イケている日だった。
仕事も漫画も音楽もぐいぐい進んだ。
俺の日常は大体この3本を柱として進んでる。
たぶん子供ができたりしたら柱を短くしたり場所を写したりしなければならないだろうけど、とりあえずはこの家でこういう風に暮らしているのだ。
ずっと昔は小説ばかり読んでいたら、今の俺は自分のつまらない物語を語りなおすのに精いっぱいだ。
というのを、宇野の『遅いインターネット』を読みながら考えている。
ゲ。
ああ、そうだ昨日の俺、フラワートラベリングバンドはいいぞ。
とだけ伝えておく。
この日記はいつだって昨日の俺への今日の俺からの私信なのだ。