疑い
俺以外の人間がほんとに存在しているか怪しいな。
と疑いを持って生きている。
だから腹も減らない。
眠たくもならない。
痛みも感じず、のども乾かない。
植物のように炎天下も真冬の雪の下も同じように感じる。
これは全体的に言えばかなり嘘なんだけど、ブログで嘘を書いてもいいよなと思う。
というか、虚実の境は実のところあいまいで、これは冒頭の話題とも=なんだが、過去というものが本当に存在している(いた)かどうかは証明不可能だからだ。
記憶の連続性や記録の確かさや五感への盲目的信頼で俺たちは何かを引き継ぎ現実を認識しているが、そんなものすべて証拠はない。
お前がスワンプマンでないという証拠はない。
それは俺に対しても鏡写しで跳ね返ってくる。
だから、これは日記のようでいて嘘の記憶の書き写しかもしれない。
俺の年齢性別出身地顔家族病歴渡航歴すべて偽りかもしれない。
今記述している言語は日本語とは限らない。
日本語と認識しているだけでスワヒリ語話者なのかもしれない。
そんな疑いの中で現実から5cm浮遊して生きている。
昨日は原稿をざっと一本終わらせられたのが良かったぜ。
絵が少しうまくなった。
だが、少しでしかない。
線がきれいだとだいぶうまく見えるということも分かった。
液タブも買おうかしら。