裸で独りぼっち

マジの日記

I'm Shingo.

わたしは真悟」全10巻を電子書籍で購入し、読んでいる。

 

 絵と発想のパワーが強い。

ストーリーテリングは突飛ながら割と粗雑だったりする。

俺は丁寧に情報を積み重ねる作劇じゃないと文句を言うタイプの読者なはずなんだけど、これに関してはそんなことをいう気にならない。

ひとつは、楳図かずおという奇才かつレジェンドの作品というプロップスがあるからだろうし、もう一つはあまりに描きたい何かへの情念が強く強く絵から話から伝わってくるので文句を言っても仕方ねえやという気持ちになってしまうからだ。

小手先のなんやかんやを考えても、こういう情念に勝てないことがオレですらある。

描きたいものを描き、作りたいものを作らねばならない。

 

昨日は久々に大学時代の同窓生とオンライン飲み会をした。

といっても俺は酒は飲まずガラナを飲んでいたし、絵を描きながらしゃべっていた。

俺はクリエイターの仲間にも社会人の仲間にも入れない中途半端なみなしご。

両者は互いに理解できないだろうと思っているし、どちらも理解したような顔をすればコウモリの俺は糾弾されるような気がする。

普通社会人とのかかわりのテーマソングは何といってもエレカシの『俺たちの明日』だ。

デリカシーのないあいつも、酒癖の悪いあいつも、話のつまらないあいつも、生きて生きて、齢を30近くまで積み上げてきているのだ。

地球温暖化によりこのままのペースだと20年後には平均気温が1.5℃上がるらしい。

終末思想が再び流行し、90年代末の空気感が再度醸成されそうな予感がある。

暴動に巻き込まれないでサバイブしなければならない。

I'm Shingo.