裸で独りぼっち

マジの日記

秋は紅葉

紅葉を見に行った。

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嫁はんの良い休日にお供する一日であった。

昼はひっつみを食べた。

昔はバカにしていた料理がどれだけうまく思えることか。

人間の定番通りの加齢を経て、少し恥ずかしいが、人間でよかったじゃないかと恥じ入る気持ちをなだめる。

なぜ定番だと恥ずかしいのだろう?

なのになぜ、定番からはずれても恥ずかしいのだろう?

 

このあたりのバランスを取りたい、というよりどこにも属したくない、分析されたくないという気持ちがオレを成長もさせ、停滞もさせてきた気がする。

まあ、コントロールできない気持ちは水飲み場に連れていくしかない。

ゴクゴク。

 

無料開放されている施設に紅葉を見に行く。

曲がった松も、昔の囲炉裏も、帯を下敷きにして設置された日本人形の数々も。

数々のマンガを読んでわかるのが、人間ばかり描かれているということ。

もちろん動物漫画とか擬人化漫画とか例外はあるが、人間はどうしてこう人間ばかり見たがるのだろう。

気持ち悪いな、と言いつつ人間の裸をネットで覗き見て悦ぶなんて一番変態なことである。

でも、まったく変態じゃないのもそれはそれで恥ずかしい、そう思うんだろう?