ITパスポート受検/勉強と韜晦
朝からITパスポート試験を受験した。
ITエンジニアにとっては当たり前のないようであり、特に役に立つ資格ではないとのことだが、俺にとってはためになった。
なんというか、俺は就職したくない。
しかし、勉強はしたい。
勉強がための勉強こそが純粋な勉強だと思うし、何かの目的のために何かをやるというのは追い立てられているような感覚がして気分が悪い。
だから、要するに勉強のペースメーカーとして資格試験があるくらいが健全なのだと思うんだけど、でも、この胸のむなしさは何だろう?
ともかく合格はしたのでよしとする。
CBT試験はらくちんである。
月は基本情報技術者試験を受ける。
こうして情報マンになったところで意味はあるのだろうか?
でも、本当はこの世には意味がないのが意味なのだ。
ということを繰り返し言うのが哲学であり、昨日寝屋のともとした『ゲンロン戦記』もまたそういった内容であった。
結局人間の営みというのは一人の人間が制御できるものではなく、そこで生まれる「誤配」こそが尊いのだという話。
汚いものとか、浅い思慮から何か尊いものや人を救うものが副産物として生まれたりするので、この世は侮れない。
でもこの世を侮れるくらいに、生きていたいという傲慢な気持ちはいつまでも心の中でくすぶる。
諦めたくない。
というのを40くらいまで続けて、そこらで何かに気づくんだろうなあ。