(文字数)
映画を見た日はその感想を貼り付ければいいから楽だなあ、と思っている。
こんな自主的にやっている自己満足の活動に楽とかそうじゃないとかいう尺度を設けること自体が習慣の奴隷になっているような気分になって嫌なのだけれど、それでもそうでもなけりゃ続かないのだ。
人間は適度に強制されて、それにいったんは従ったうえで、遊びを与えられるくらいがちょうどいいのである。
とは私の弁である。
空虚で文字数を満たすのが得意という俺の特性はここでもガッツリ生かされていて、またこの世のどこかのサーバーにいらない(文字数)を増やすことになる。
こうしてここに残した(文字数)が消されてしまうことには忸怩たる思いがあるのだが、よくよく考えたらそれも当然だ。
残して価値のある情報なんてほとんどない。
なんていうと歴史を学ぶ人に怒られてしまいそうだな。
だからいいわけを(文字数)……。
こうして省略するので賢い皆さんの頭で勝手に最強の言い訳を補ってください。
これもまた文字書きのテクニック。物書きと自称する人々は、そこに何かの体積があるという前提を持っているから「物」書きと豪語するのだろう。
体積は残る。
もちろん、時間や細菌や日光がそれらをチリにしてしまうのだけれど、でも、残りやすくなるという気がする。
そうしてこの世の中に日々2の何兆乗もの(文字数)があふれる。
よくもまあ、息をしてられるもんだ。
あんたら(文字数)を吸って生きてんだ。