超人志望
昨日のことを思い出すためにこの文章を書いているのだけど、実は神でも昨日のことを振り返ることにしたので、昨日が欠落してしまった。
それでも、意味のないそれを書き続けること、何かを産むこと、はなんとなくやめてはならないと考えてしまっている。
結局後で読み返してちょっと面白い瞬間があるから、続けている。
あと、意味がないにしても少しはありそうなことをすること。
いらない穴をこのように穿つこと。
それは変わり映えのしない毎日の中で時間とともに劣化している自分の細胞をアナログからデジタルに変換することなのだ。
お金を稼ぐこと、子供を持つこと、立身すること、友達を大切にすること。
そのすべてに意味はないのだが、意味がないと知りながら実行しなければならない。
ニーチェの超人思想ってこういうことだってなんかで読んだことあるような気がするんだけど、全然幻かもしれない。
ホントかは知らないぜ。
哲学は深まらない。
昨日は原稿が一本できたのによかった。しかし、追い詰められていないので、それまでに比べて進みが悪い。
これが目的だと思うのはあまりにも悲しいけれど、他の目的を信じられるような超人になることはできていないのだ。
映画だって、毎日見るような気にはならないんだよな。