SUITSシーズン2『1話』『2話』感想
1話『闘いの始まり』
かつてジェシカと事務所の派遣を争ったハードマンが妻の死を機に事務所への再起を図る。ハーヴィーはマイクのクビの中止を条件にハードマンの復帰阻止をジェシカから依頼される。
マイクは秘密がばれたことに焦りつつも小説のネタの盗作訴訟をまとめようとする。
第2シーズンの骨子としてハードマンとの戦いという種がまかれた。ドラゴンボールで言うっとピッコロ大魔王登場である。ハードマンがどれほどの強敵なのか示すエピソードが一つ欲しい。
1stシーズンでハーヴィーから学んだマイクが着実にスキルアップしている描写はうまい。こういうレベルアップ描写は意外に難しいんだ。
2話『強いられた決断』
ハードマンとジェシカの派閥抗争が始まる。しかしハーヴィーはその傲慢さから指示が薄い。破産を取り扱うポールマンを味方に引き入れるよう依頼されるが……。
マイクはレイチェルとの交際を開始。しかし、己の秘密を打ち明けるべきかの板挟みにさいなまれる。
2話でもハードマンの実力が見えない。一発ものすごい人物だというのを示してもらいたいものだ。ジェシカとマイクのバカップルぷりは恥ずかしかった。もちろん、一度分かれるという展開の痛みを強調しつつマイクの偽りの理由に説得力を持たせるためだろう。ハーヴィーがマイクを身をかけて守ったことでブロマンス感が高まっている。今回はマイクがハーヴィーにパイン(not意味深)を食わせる描写まで。
多分米国というかファンにはそういう消費の仕方されてるんだよな…?