20200422_官能小説のプロフェッショナル
ずっと家に行ってずっと原稿してた。
あと、小説を読んで、その合間合間の暮らし。
まあ、小説といっても官能小説なんですけどね。
懺悔先生はやはりバランス感覚がすごい。
結局エロ小説だろうがそもそもの小説としての骨格がしっかりしていないと楽しめないし「使えない」ということがよくわかる。
エロ小説とはとどのつまり読者の都合よく(登場人物が幸せになるならない関係なく)物語が展開していくものなので、どこかでリアリティを破壊しなければならないわけだが、そこで以下につぎはぎをマジシャンのように隠し通せるかが力量だし、非常に面白いところでもある。俺も書いてみたいと思うが、なんか途中で文字通り萎えてきそうな恐れもある。
でも、毎日ちょっとずつ、やってみようかなー。
知識が少しずつ線になりかけている気がするが、ライターという職業はその点を面にするための経験までは得られないのが痛いところだ。情報を売り物にする商売は、言語化されたものしか得ることはできない。
それ以上の何かがなければ「専門家」とはいえない。
専門家にならなければギャランティのグレードが上がる気がしないが、専門家になったところでどうだろうという話である。
別に講演家とかになりたいわけではないしな。