裸で独りぼっち

マジの日記

20200726_もののけ姫

もののけ姫をみた。

はじめて。

金曜ロードショーとかインターネットのネタ画像とかで何となく知った気になったけど気づけば一度も見たことなかった。
とにかくクリーチャーが―ぽんぽこ出てくるので見ていて面白い。
目に面白い。
散々論じられているだろうが、登場人物の立ち位置が多様で、そこに舞い込んでくるのが蝦夷(嫁はんの指摘でわかった)のアシタカだからこそ中立でいられる・森でもタタラ場でもない存在でいられるという主人公の立ち位置も面白い。
だからこそエボシ様の世界も、モロの価値観も、そのもっと外に広がる帝の都も垣間見ることができる。
世界が狭い狭い過去の話にもかかわらず世界観が広い。

意外だったのはアシタカとサンが全然からみなかったこと。それにも関わらうやたらアシタカがサンを助けようとするのは人間びいきじゃないの~という気もしたが、別にそれで何の問題もない。でもなんというか、サンが思ったより山犬っぽい人間でしかなくて、もうちょっと内面が知りたく感じた。
干し肉みたいなやつをかんで含んで食べさせる描写はやたら細かいのになあ。

 という感想だった。

 

やっぱ、もののけ姫というタイトルがいいな、と思う。

犬夜叉とか、そういう和風キャッチーなタイトルはちょっと外すとダサになる。

上手いことは待っている。

これ以上ないくらいだ。

 

ちなみに、もののけ姫を見る前は千と千尋冒頭状態だった。

ようするに、バイキングを貪り食っていた。

20代も後半になると胃袋が無尽蔵なキャパを誇っていると勘違いしていたあの頃には戻れないねという話を嫁はんとしたが、それでもなかなか飽食を甘受したと思う。

上映中、げっぷが出て叱ったなかったくらいだ。

 

その後、嫁はんを寄宿先へ送り届けてフィニッシュ