裸で独りぼっち

マジの日記

20200916_透明人間

映画『透明人間』をみた。

 

透明人間

まっとうにジャンル映画してたホラー。
『ガス灯』は見ていない。
なんか根本からツッコミどころはあるけどそこを上手ーくよけて作劇してたなという印象。
ソシオパスというマジックワードと科学者という漠然としたイメージでとにかく全知全能なんだなエイドリアンはと思わされる。
それにしてもいったん死んだことにせんでも、家つきとめたらそのまんま追い詰めたらえーやんと思うが、、、。
まあそこらへんの意味わからん心理の動きとか、結局セシリアはどんな支配をされていたかはよくわからんとことか、精いっぱい過去を黒い布で覆い隠してでかく見せている。
実際現代でエイドリアンがやってることってなんかイヤなストーカーレベルというか(殺人はしてるけど)とても頭のいい大物のやることではないのだけれど、まあ兄が操られていたからほころびがあったという判断でいいのかな。
見えないことを利用して何もないところにパンするカメラワークでぎょっとさせるのはやっぱり低予算でもこれできるやん! アイディアで勝っている感がしていいよなあ。

 ラストのスカット度&切れ味では去年見た『ハロウィン(2019)』の方が数段上だったと思う。

この映画の切れ味を絶賛する人にはぜひそれを見てほしいよ。

 

記事の数が増えるとともに、各スピードも上がっている。

手抜きを覚えるというのは悪いことのようだが、手抜きも技術であり、仕事のブルシット的な側面をなんとかイジェクトするためには必要なまさにテクニックである。

手抜きの手段を手練手管で手ずから手にするのだ。

 

相席食堂の島田珠代面白かった。